2008年8月15日 22時36分更新
岡山市の寺院では、地元の市民や外国人がいっしょに鐘を鳴らして平和を祈る式典が行われました。これは、全国ユネスコ協会連盟が毎年「終戦の日」に全国各地で行っているもので、岡山市南方の長泉寺には市民や外国人などおよそ50人が集まりました。
参加者たちは、寺の敷地内にある鐘の下で暴力を許さず、差別や偏見を持たないことや命を大切にすることを宣言しました。
そして、僧りょが経を読んだあと、参加者ひとりひとりが鐘を鳴らし、戦没者のめい福を祈るとともに、平和への誓いを新たにしていました。
真庭市に住むタイ人のアーコム・ソンムアンさんは、「世界では今も戦争が起きているので平和を祈って鐘を鳴らしました。平和を実現するためには、それぞれの国の人たちが互いの国民性を理解して思いやりの気持を持つことが大事だと思います。」と話していました。