PLUTO 6
ゲジヒトが死んでしまった。モンブラン、ノース2号、ブランド、アトム、ヘラクレスと殺されてきた。残りはエプシロンのみ。あと、アトムは天馬博士が復活を試みている。続きはまた来年か。長いな。スジだけなら探せばすぐ見つかるだろうが楽しみが無くなっちゃうからな。
でも、悲しみや怒りを覚えるようなロボットが出来るのは何時の事だろうか。アトムの誕生日は2003年4月7日だし、HALの誕生日に至っては1997年1月12日だ。昔の人は、今よりずっと容易いと思っていたようだ。他にも同じようなものはたくさんある。未だに車は飛ばないし、月より先に人類は行けない。でも、コンピュータ関係は全くの予想外の発展を示している。ニューロマンサーもびっくりで、これはこれで興味深い。
おっと、PLUTOだった。本巻でやっとPLUTOの正体が分かってきたし、ゲジヒトの悪夢についても明らかになってきた。明示はされていないが。あとは熊か。原作がどうなっているか知らないが、悲しい物語だ。これをどう決着させるのか。楽しみでもあり心配でもあり。
Tシャツが当たった!
前回のiTunesに続いて、今度はTシャツが当たるキャンペーン。28枚目にしてやっと当たった。色々なデザインがあったのだが、新体操が最もまともというか気に入ったので新体操です。外れた15ポイントで自転車も応募したのだが落選。8/24の締め切りまでにはさらに15ポイント貯まる見込みなので、もう一度応募したい。
ラプラスの亡霊: 機動戦士ガンダムUC
気が付かなかったのだが、いつの間にか5巻が出ていた。帯によれば、福井晴敏が放つ大人のためのガンダム!累計100万部突破!!
とのこと。4巻で100万部とは、書籍にしてはかなりのベストセラーだろう。
それにしても、福井晴敏はガンダムが好きなんだなぁと思う。今回はランバ・ラルとララァへのオマージュ。どちらも少し捻っているけど。エコーズ隊長のダグザ中佐はバナージに希望を見いだしてシナンジュのビームサーベルに焼かれる。ガランシェールの操舵手であるギルボアはユニコーンのビームマグナムの直撃に散る。連綿と続くガンダムの物語の中では繰り返されるエピソードだ。まあ、お約束の部類かもしれない。スウィートウォーターでギルボア一家に世話になっていたバナージの精神状態が心配だ。
一方、ラプラスの箱にも進展が。地球に降りたリディとミネバ。リディはマーセナス家の箱にまつわる秘密を父から明かされる。読者には明かされない。リディの様子からはショックな内容のようだ。バナージも地球に降りた。というか軌道上の戦闘で落ちた。これもお約束か。もしかすると次のLa+ポイントは地球かしら?ガンダムのお約束に従えば、再び宇宙へ上がってから決着のはずだ。あと2巻ほどでしょうか。期待して待ちますが、どんな結末が待っているのやら。ラプラスの箱とは何か。がっかりさせないで欲しいです。
マイクロフォーマット
先日書店の店先で発見し、衝動買いした。上野駅の改札内にある本屋で、よく行くのだが、あまり情報処理系の本が多い訳ではなく、よくあるラインナップだ。なのにこんなマニアックな本があるなんて、と感動して買ってしまった。前からマイクロフォーマットには興味があったのだが、まだまだ英語の情報が多く、日本語でまとめて読みたいと思っていたのだ。
本書では、下記のマイクロフォーマットについて述べている。マイクロフォーマットのサイトの記述と比べても、網羅性の高さが光る。
- rel-license
- rel-tag
- rel-nofollow
- VoteLinks
- XFN
- geo
- adr
- hCard
- hCalendar
- hReview
- hResume
- hAtom
また、マイクロフォーマットの意義にも触れており、これまでマイクロフォーマットに興味の無かった人にも相応しい本になっている。が、そもそもマイクロフォーマットに興味の無い人が本書を手に取るとも思えない。蛇足かもしれない。まあ、良い復習にはなった。
HTMLやXHTMLは文書の構造をマークアップするための規格であり、内容をマークアップするものではない。ましてや見た目の修飾のためにある訳ではない。対してXMLは、同意が必要とはいえ、内容をマークアップするための規格である。ただ、目的別に数々の規格があり、それをそのままWebの世界には導入できない。
Webの世界に意味のマークアップを導入しようというセマンティックWebの目的は素晴らしいと思うが、実用性という点では、マイクロフォーマットの方が上だと思っている。あとは実践あるのみとも思うが、腰が重くて立ち上がれない。本当はこの記事も、hReviewやhAtomで修飾した方が良いのだろうが、なかなか面倒で出来ない。ましてやセマンティックWebなど何時になるか。
先は長いのだろうが、まずは足下から。hReviewでレビュー記事をマークアップすることから始めようっと。
"マイクロフォーマット ~Webページをより便利にする最新マークアップテクニック~ (Web Designing BOOKS)" (John Allsopp)
消滅の光輪
最近、眉村卓の司政官シリーズの復刊が続いている。前に読んだ、司政官 全短編と本作を合わせると、残りは「引き潮のとき」だけになる。東京創元社には、この調子で全てを網羅して欲しい。
手元にある「消滅の光輪」の3巻は、昭和56年6月15日発行になっている。30年近くも前のものになる。今の文庫本は中性紙なのでそんなことはないようだが、昔の文庫本は酸性紙なので、かなり茶色くなってきている。復刊したものを再度買っておいた方が良いかもしれない。
さて本書だが、10年後に新星化する太陽系から1,000万人の植民者を5年以内に避難させるというストーリーだ。植民惑星のトップが司政官。議会の制約のない知事といったところだろうか。部下は大小様々なロボット官僚。人間はいない。司政官というのは惑星上では最も偉いことになっているのだが、植民開始から時が経てば植民者の力が増す。司政官を任命する連邦からすれば、司政官の代わりなどいくらでも居る。そんな板挟み状態で苦労しながら避難は成功する。まるでビジネス小説で苦労する中間管理職のようである。
と、いうのがメインのあらすじだが、もうひとつのスジがハムデ型生物とチュンデ型生物の相克。地球人はハムデ型だそうだ。この区分に倣うと、地球幼年期の終わりはハムデ型の地球人が無理矢理チュンデ型になる物語か。西洋人がハムデ型で東洋人がチュンデ型とか。物質と精神。今回の任務で、マセ司政官は連邦の歯車たる司政官であることに意欲をなくすが、チュンデ型生物との対話には己が司政官であった方が良いと考え、司政官であることを続ける決意をする。SFといいながら、普遍的なものを感じる。このへんが日本のSFの特徴かも知れない。
タモリ弔辞
赤塚不二夫は少し上の世代だと思う。それほど思い入れは無い。しかし、このタモリの弔辞には泣かされる。
「8月の2日に、あなたの訃報に接しました。6年間の長きにわたる闘病生活の中で、ほんのわずかではありますが、回復に向かっていたのに、本当に残念です。われわれの世代は、赤塚先生の作品に影響された第一世代といっていいでしょう。あなたの今までになかった作品や、その特異なキャラクターは、私達世代に強烈に受け入れられました。
10代の終わりから、われわれの青春は赤塚不二夫一色でした。何年か過ぎ、私がお笑いの世界を目指して九州から上京して、歌舞伎町の裏の小さなバーでライブみたいなことをやっていたときに、あなたは突然私の眼前に現れました。その時のことは、今でもはっきり覚えています。赤塚不二夫がきた。あれが赤塚不二夫だ。私をみている。この突然の出来事で、重大なことに、私はあがることすらできませんでした。
終わって私のとこにやってきたあなたは『君は面白い。お笑いの世界に入れ。8月の終わりに僕の番組があるからそれに出ろ。それまでは住む所がないから、私のマンションにいろ』と、こういいました。自分の人生にも、他人の人生にも、影響を及ぼすような大きな決断を、この人はこの場でしたのです。それにも度肝を抜かれました。それから長い付き合いが始まりました。
しばらくは毎日新宿のひとみ寿司というところで夕方に集まっては、深夜までどんちゃん騒ぎをし、いろんなネタをつくりながら、あなたに教えを受けました。いろんなことを語ってくれました。お笑いのこと、映画のこと、絵画のこと。ほかのこともいろいろとあなたに学びました。あなたが私に言ってくれたことは、未だに私に金言として心の中に残っています。そして、仕事に生かしております。
赤塚先生は本当に優しい方です。シャイな方です。マージャンをするときも、相手の振り込みで上がると相手が機嫌を悪くするのを恐れて、ツモでしか上がりませんでした。あなたがマージャンで勝ったところをみたことがありません。その裏には強烈な反骨精神もありました。あなたはすべての人を快く受け入れました。そのためにだまされたことも数々あります。金銭的にも大きな打撃を受けたこともあります。しかしあなたから、後悔の言葉や、相手を恨む言葉を聞いたことがありません。
あなたは私の父のようであり、兄のようであり、そして時折みせるあの底抜けに無邪気な笑顔ははるか年下の弟のようでもありました。あなたは生活すべてがギャグでした。たこちゃん(たこ八郎さん)の葬儀のときに、大きく笑いながらも目からぼろぼろと涙がこぼれ落ち、出棺のときたこちゃんの額をピシャリと叩いては『このやろう逝きやがった』とまた高笑いしながら、大きな涙を流してました。あなたはギャグによって物事を動かしていったのです。
あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を断ち放たれて、その時その場が異様に明るく感じられます。この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。すなわち『これでいいのだ』と。
いま、2人で過ごしたいろんな出来事が、場面が思い出されています。軽井沢で過ごした何度かの正月、伊豆での正月、そして海外でのあの珍道中。どれもが本当にこんな楽しいことがあっていいのかと思うばかりのすばらしい時間でした。最後になったのが京都五山の送り火です。あのときのあなたの柔和な笑顔は、お互いの労をねぎらっているようで、一生忘れることができません。
あなたは今この会場のどこか片隅に、ちょっと高いところから、あぐらをかいて、肘をつき、ニコニコと眺めていることでしょう。そして私に『お前もお笑いやってるなら、弔辞で笑わせてみろ』と言っているに違いありません。あなたにとって、死も一つのギャグなのかもしれません。私は人生で初めて読む弔辞があなたへのものとは夢想だにしませんでした。
私はあなたに生前お世話になりながら、一言もお礼を言ったことがありません。それは肉親以上の関係であるあなたとの間に、お礼を言うときに漂う他人行儀な雰囲気がたまらなかったのです。あなたも同じ考えだということを、他人を通じて知りました。しかし、今お礼を言わさせていただきます。赤塚先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。私もあなたの数多くの作品の一つです。合掌。平成20年8月7日、森田一義」
[From タモリ弔辞「私もあなたの作品の一つです」 - 芸能 - SANSPO.COM]
偉大な人だったのだと思う。これだけの影響を与えられた人を、与える人を、私は作ってきただろうか、作れるだろうか。少し寂しく羨ましい。
続: 設計ミスでは?
製造元で保守点検を行う日本オーチス・エレベータ(東京都中央区)などによると、事故機は全体で7・5トン(体重60キロの人125人分)以上の重量を検知すると、安全装置が作動。モーターは徐々に回転が止まって減速し、ブレーキがかかる構造になっていた。
このブレーキは、両側から挟み込むようにして摩擦力で止めるタイプ。ブレーキの制御性能は、約9・36トンの荷重まで静止状態を保てるという。
これは体重60キロの人が傾斜部分の踏み台78段に2人ずつ乗った場合を想定しているが、事故当時は1段に3−4人が乗っており、同庁は9・36トンを超す荷重がかかったとみている。
[From 中日新聞:想定超す重みで逆走か 東京・エスカレーター事故:社会(CHUNICHI Web)]
昨日の記事で、安全装置が必須であると書いたのだが、ちゃんと安全装置はついていたそうだ。申し訳ない。また、2段で3人は如何な物かと書いたが、通勤の途中で観察したところ、妥当な想定だと思った。左側を空け、右側も1段おきに乗る事が多く、2段で3人乗る事も稀である。一人65キロは軽すぎると思うが。
ただ、通常時は問題ないと思うが、問題なのは非常時だ。火災や地震が起こった際、エスカレーターを避難路に選ぶ場合が考えられる。止まったエレベーターには乗れないが、止まったエスカレーターはただの階段に思える。避難路に選ぶことも充分考えられる。そうすると、2段で3人を超える人が乗る事もあるだろう。パニックに陥って、今回のような人数が乗る事もあるかも知れない。基準以上の負荷がかかったからといって壊れることは避けなければ。
と、ここまで考えて、それはないだろうと思えてきた。整然と1段に4人乗るような事態は発生しない。その前に、殺到する人が倒れて下敷きになることの方が確率が高そうだ。そこまで深読みした基準なのか。大した物だ。
設計ミスでは?
同社によると事故機の許容重量は、踏み台1段当たり130キロ(体重65キロの2人分)。エスカレーターは長さ30メートルで、傾斜部分の踏み台は78段あり、人数で換算すると計156人が上限になる。
[From 中日新聞:重量超過が原因か 東京のエスカレーター逆走事故:社会(CHUNICHI Web)]
私の体重は85キロある。1ステップに私が二人乗ると重量オーバーだ。それは少なすぎるだろうと思ったのだが、基準は満たしているようだ。
国交省によると、エスカレーターは建築基準法に基づき、1ステップに1.5人程度の人が乗っても耐えられる構造になっているが、設計上想定している積載荷重は製品ごとに異なるという。
[From 【エスカレーター事故】乗りすぎが原因か 1ステップに3人 - MSN産経ニュース]
私が20年前に設計を勉強していたときには、路面にぎっしり加重がかかっても大丈夫なように、さらに安全率を2倍とか掛けて設計するように指導されたものだ。まあ、橋とエスカレータは違うのかも知れないが。その橋の基準に従えば、1段あたり3人分掛ける安全率になる。体重65キロの6人分になるので今回のような事態にはならかっただろう。設置コストは何倍にもなってしまうが。
同じように、エレベーターの定員も65キロの人が何人乗れるかで表示してある。あれも間違っていると思う。でも今回のエスカレーターと違うのは、定員オーバーすると動かないところだ。設計荷重を超えたら止まるなどの仕組みが必要ではなかったか?
どちらも実装しないならば、運用で何とかする必要がある。今回は警備員が居たようだが、周知されていたのだろうか?
色々なミスが積み重なって今回の事故に繋がっているが、こんな時はだれも責任を取らないままになるんだよね。この事故を教訓に、建築基準法の改正が必要だと思う。積載荷重を変更するか、超えた場合のフェイルセーフを義務づけるべき。
MG ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079
最近、Ver.2.0が発売になった。家には買ったまま放ってあったMG ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079がある。今日は私を除いて家族そろって実家に帰っているので、邪魔されずに作る事が出来た。ゲームの配色なのでアニメの配色とは違うが、これはなかなか落ち着いていて良い。グレーのG3バージョンも良いと思ったが、これも良い。
祝! SAP Associate Enterprise Architect 合格
ここ10年ほど、私はSAPのパッケージ導入に従事してきた。R/3というERPパッケージの主に会計部分の導入コンサルテーションである。このR/3の導入コンサルタントには、SAP社の認定資格というものがある。Oracleマスターのようなベンダー資格だ。R/3の導入コンサルの認定資格は、バーション(SAP社ではリリースというが)とモジュール(会計、営業、製造など)の組み合せになっている。私はその認定資格を、2.2の会計、3.Xの財務会計、4.0の財務会計と持っているのだが、一番新しいのでも2000年の取得であり古くなっている。また、R/3も名前を変えて、SAP ERPになっており、資格としては有用なものでは無くなっている。SAP社では、パートナー各社の認定コンサル数を掲示しているのだが、これのカウントはCert. 2003からだ。残念なことだ。
そんな中、プロジェクトの谷間を利用してこの一月程断続的にSAP社の講習を受けてきた。その成果を判定する認定試験が昨日あった。最近のIT系の試験と同様、PCを利用して試験終了時は結果が出る形式なので、既に結果が分かっている。やっとのことで合格。講師の先生の言うには、90問中50〜60問の正解で合格とのことだったので、60%の正答率がギリギリだったのだと思う。まあ、ギリギリであろうがブッチギリであろうが合格には変わりがない。目出度いことだ。
で、いったい何の資格かというと、これがEA(Enterprise Architecture=エンタープライズ・アーキテクチャ)の資格なのだ。SAP社は流行に敏感な会社で時流には必ず乗る。EAのフレームワークであるTOGAFをベースに、SOAとパッケージ(SAP ERPなど)を使った場合の拡張を施した、SAP EAF(SAPエンタープライズアーキテクチャフレームワーク)を自社の顧客向けに開発し、そのフレームワークの導入資格が今回のSAP Associate Enterprise Architectだ。まあ、どんな資格でも同じなのだが、資格があるからと言って仕事ができる訳ではなく、仕事ができるからといって資格がある訳ではない。今回の合格は、「資格があるからといって仕事ができる訳ではない」に該当すると思われる。
と、自分の合格を貶めるようなことを言ったが、自分ではかなり頑張ったと思う。講座は面白かったしね。特に、同じようにコースを受けた他社の人との違いが面白かった。私は導入が決まってからの仕事だったのだが、さすがにEAのコースを受けるような人なので、導入を決めるまでの仕事をしている人が多かった。まあ、最上流工程ですな。コースの中で演習があるのだが、この演習の手際が違う。資料から的確にポイントを抽出して資料を纏める。制限時間内で纏める。しっかりプレゼンする。すばらしい手際である。あれは見習いたい点であるが、訓練が必要だろう。
認定証がドイツ本社から来るには1ヶ月弱かかるそうだ。もしかすると夏休みにかかってもっと掛かるかも知れない。仕事好きのドイツ人と謂えどもバカンスは大事ですから!