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情報システム基盤工学教育研究分野
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研究室のホームページへ www.yahagi.nd.chiba-u.ac.jp
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教授 谷萩 隆嗣
電話:043-290-3250 Fax:043-290-3269
E-mail:yahagi@faculty.chiba-u.jp
| 略 歴: |
1971年東京工業大学大学院電子工学専攻(博士課程)修了(工学博士)、同年千葉大学工学部電子工学科講師,1974年同助教授,1984年現職。
現在,信号処理学会会長,Journal of Signal Processing
総編集長,「ディジタル信号処理ライブラリー」(コロナ社)企画・編集責任者など。 |
| 研究: |
ディジタル信号処理の理論と応用に関する研究を行っており,(1)ディジタルフィルタ(1次元および2次元フィルタの設計理論),(2)ディジタル通信(有線および無線通信),(3)ディジタル音声信号処理,(4)ディジタル画像処理,(5)パターン認識(特に,ヒトの顔の認識),(6)適応信号処理(適応ディジタルフィルタとその応用),(7)ニューラルネットワークの理論と応用,(8)ファジィ信号処理,(9)推定理論(パラメータ推定,状態推定,スペクトル推定など),(10)ディジタル信号処理のための計算アルゴリズム(高速アルゴリズム,並列処理アルゴリズムなど),に興味を持っている。 |
| 趣 味: |
クラシックギターの演奏と鑑賞(1999年夏から20数年振りにクラシックギターの練習を再開。1967年製(河野 賢(日本のギター製作者の最高峰)製作)と1999年製(J.
M. Oribe (USA)製作)のそれぞれ異なった特徴を持つ2台の高級手工ギターが宝の持ちぐされとならないように,遅ればせながら精進したい)。 園芸(庭いじり程度であるが,ユリ,エビネ,山野草,種々の果樹を育てることなどに興味を持っている)。犬(奈々:2001年4月16日生まれのゴールデンレトリーバー)といっしょの散歩。 |
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准教授 呂 建明
電話:043-290-3274 Fax:043-290-3269
E-mail: jmlu@faculty.chiba-u.jp
| 略 歴: |
1993年千葉大学大学院自然科学研究科生産科学専攻(博士課程)修了,
博士(工学)。同年千葉大学工学部情報工学科助手, 1994年千葉大学大学院自然科学研究科助手,
1998年現職。 |
| 所属学会: |
電子情報通信学会,
計測自動制御学会, 電気学会, 日本機械学会各会員 |
| 趣 味: |
読書(歴史本など) |
| 研究内容: |
適応ディジタルフィルタ, 適応ディジタル信号処理,ディジタル画像処理,ディジタル通信,ディジタル制御(ロバスト制御,適応制御,モデルマッチング制御など),システムの推定理論,ニューラルネットワークの理論と応用などの研究に従事。 |
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助教 関屋 大雄
電話: 043-290-3258 FAX: 043-290-3269
E-mail: sekiya@faculty.chiba-u.jp
| 略 歴: |
1973年,
東京で生まれる. 1996年, 慶應義塾大学理工学部電気工学科卒業,1998年,
同修士課程修了, 2001年, 同博士課程修了 (工学博士) |
| 所属学会: |
IEEE,
電子情報通信学会 |
| 研究内容: |
無線通信におけるディジタル信号処理
画像、音声の雑音除去に関する研究
小型通信用電源回路の解析, 設計, 制御に関する研究
高周波数, 高効率dc/acインバータに関する研究および通信用電源回路への応用
カオス発振器の結合系に生じる同期現象に関する研究
非線形システムにおける分岐構造の解明 |
| 趣 味: |
旅行 将棋 自転車 野球 スキー |
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研究室紹介:
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広い意味でのディジタル信号処理の理論と応用に関する研究を行っている。主な内容を 箇条書きにすれば,1)ディジタル信号処理のための計算アルゴリズム(数値解析,高速および並列処理アルゴリズムなど),2)ディジタル通信(各種の有線および無線通信),3)ディジタル画像処理(画像の強調,復元,圧縮など),4)ディジタルフィルタ(1次元および2次元フィルタの設計理論,シストリックアレイによるフィルタの実現など),5)ディジタル音声処理(音響・楽音処理などを含む),6)ディジタル制御(特に,非最小位相系の制御,ロバスト制御,適応制御),7)適応信号処理(適応フィルタとその応用),8)推定理論(パラメータ推定,状態推定,スペクトル推定など),9)ニューラルネットワーク理論とその応用(パターン認識(特に顔画像認識)および適応信号処理への応用),10)ファジィ理論とその応用(パターン認識(特に顔画像認識)と推定・予測理論への応用),11)カオス理論とその応用,などの研究に従事している。
信号処理学会の紹介:
1997年1月に発足した「信号処理研究会」はこれまで1月から11月まで隔月ごとに会誌
Journal of Signal Processing を刊行してきた(会長およびEditor-in-Chiefは谷萩隆嗣・教授)。2001年1月からは,新たに「信号処理学会」へ発展的に改称し,引き続いて会誌
Journal of Signal Processingを刊行する(谷萩がこれまでと同様に会長およびEditor-in-Chief,呂は編集委員を務める)。会誌
Journal of Signal Processing を以下の編集方針で刊行するので,興味のある方は谷萩または呂までご連絡頂きたい。
「ディジタル信号処理」を始めとする「信号処理」の適用分野が学際的で広い範囲にわたっていること,様々な分野で「信号処理」に関心を持っている人々が非常に多いこと,さらに高度情報化社会の構築に向けて信号処理技術が目覚ましい発展を続けている現状を考慮して,以下の方針で,「信号処理学会誌」Journal
of Signal Processing「信号処理」を編集する。
(1)従来は,種々の学会でそれぞれに固有の学問分野の立場から「信号処理」を対象としてきた。これは各学会のカバーする範囲の中で「信号処理」を取り扱うことであり,いわば,縦のつながりを重視したで対応であると言うことができる。しかし,「信号処理」は単に「工学」だけではなく,「自然科学」,「社会科学」,「人文科学」,「医学」,「農学」など,多方面に関連した,学際的な学問分野である。また,「工学」においても,電気電子工学,情報工学,通信工学,システム工学,制御工学,画像工学,機械工学,土木工学など,広い範囲にわたっている。さらに,産業界を見渡してみると,きわめて多くの企業が,何らかの意味で「信号処理」にかかわっている。したがって「工学」を軸としつつ,狭い範囲の専門分野にとらわれずに,横のつながりを重視した対応も,「信号処理」では非常に重要であると考えられる。
本誌は,そのような立場に視点を据えて,学際的な学問分野としての「信号処理」の特徴を十分に考慮して,広い範囲の人々に役立てて頂くことを目的とする。
(2)「信号処理技術」の発展のためには,大学や各種研究機関の研究者だけではなく,広く産業界からもいろいろな立場の人々に参加して頂いて,協力し合い,同時に競い合うことによって,相互に切磋琢磨することが必要である。本誌は,産学が連携して,広い意味での「信号処理技術」をさらに発展させるために,関係者の交流の場を提供することを目指している。
(3)「信号処理」を今後さらに大きく発展させるためには,コンピュータの「ハードウェア」,「ソフトウェア」,「信号処理の理論」および「信号処理の応用技術」が相互に競い合いながら進んでゆくことがきわめて重要である。本誌は,そのための共通の場を提供することにより,「信号処理」の一層の発展に寄与することを目指している。
以上,谷萩・呂研究室では多方面にわたる学際的な分野を研究しているが,これらの多くは産業界とも密接につながりのある分野であるので,産学連携にも積極的に協力してゆきたいと考えている。
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