中国国際航空日本支社(東京都港区)に航空機の爆破を予告する電子メールが送られた事件で、警視庁愛宕署は10日、韓国籍で横浜市港北区綱島東5、会社員、李賢史(リヒョンサ)容疑者(33)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。「メールを送信したのは間違いない」と供述しているという。
調べでは、李容疑者は8日午後0時50分ごろ、自分のパソコンから同社に「ただちにすべての航空機の運航を停止せよ。さもなくば航空機を爆破、オリンピック会場へ航空機を墜落させる」という内容のメールを送信した疑い。離陸していた名古屋発重慶行き406便が引き返したほか、成田と福岡発の4便についても手荷物検査などを実施し出発を一時見合わせた。
李容疑者は10日未明、「自分がやった」と神奈川県警港北署に出頭していた。
毎日新聞 2008年8月10日 19時45分(最終更新 8月10日 22時48分)