大阪市内などで、新聞販売店の従業員を装った男が、「長期契約すれば購読料を安くする」などと偽り、購読者が現金をだまし取られる被害が相次いでいることが11日、分かった。各新聞販売店はビラを配って「集金詐欺」への注意を呼びかけるとともに、大阪府警も詐欺容疑で調べている。
東住吉署によると、今月3日午後5時ごろ、大阪市東住吉区内の主婦(44)が、自宅を訪れた産経新聞販売店の従業員を装った60歳ぐらいの男から「2年契約すれば購読料を割引する」と言われ、3万円を渡した。
主婦が領収書や名刺を要求したところ、男は「5分後に持ってくる」と言い残し、現金を持ったまま姿を消した。主婦が販売店に確認したところ、「そうした販売方法はしていない」と言われ、同署に被害届を提出した。
関係者によると、同区内では、別の全国紙の購読者宅でも被害が確認されている。「新聞協会から来た」という60歳ぐらいの男に、「1年分の購読券をまとめて買えば安くする」などと勧誘され、3万円余りを詐取されたケースもあり、堺市内でも同様の手口による詐欺未遂があったという。
しなぷすのCALCIOさんも同じことを話題にされているのだが、まったくもって同意。
騙されてしまうほうもどうかとは思うんだけど、なぜこの主婦が騙されてしまったのかをちょっと考えると容易に想像がつくよね。
新聞勧誘員ってたいがい胡散臭い人が多いから間違えちゃったんだろうと。
いや、そりゃ日本全国のありとあらゆる新聞の勧誘員全員が胡散臭いかといったらそうでもないんだろうけど、少なくともオレが一人暮らしを始めて10年間、我が家を訪れた新聞勧誘員は例外なく胡散臭い輩ばかりだったぞ。
とくに引っ越した1年目の2、3ヶ月はおそらく10人はくだらないだろう勧誘員が入れ替わり立ち替わり家を訪れたわけだが、例外なく、100%胡散臭さオーラを充満させてたね。
オレの頭頂部に勃つ「変な人センサー」がビンヌビンヌに怒張するぐらいの胡散臭い兄ちゃん、変なおじさん、チンピラじみた輩ばかりだったのだ。
直近の話だとちょうど2ヶ月ぐらい前、6月の半ばに来ましたね。
玄関先で「近所に引っ越してきたのでご挨拶に伺いました」という声がしたのでドアを開けてみると、明らかに「うわー、お前どう見てもカタギじゃねーだろ」な夏なのにテカテカリーゼントで口ひげ陰気な目つき、だらしない服装の40over男が立っていて、わきからヌッとタオルを出してきたのだ。
しかも半透明のビニール袋に入れられたそのタオルには「読売新聞」と大きく刻印が打たれてるの。
引越しの挨拶周りで渡すもんじゃねーだろそれと受け取らないでいると、「今、新聞取ってる?」といきなりタメ口で聞かれた。
取ってないしこれからも取るつもりはないという旨を伝えたのだが、それでもなお読売新聞と書かれたタオルをオレに渡そうとしてくるので、さっきタメ口聞かれたお返しとばかりに「いらねーんだけど」とタメ口で言い放っておいた。
いや、普段はちゃんと敬語で話しますよ。大人ですから。社会人ですから。
むしろ人一倍敬語にはうるさいほうですよ。大人ですから。社会人ですから。
ただ、まともな受け答えができない人にはそいつの知的レベルに合わせて会話をしてあげるというのが我が家の伝統であり、むしろオレ自身もそうしてあげるのが礼儀だと思うのでタメ口で「いらねーんだけど」と答えておいたのだ。
すると意外なことにそいつはものすごいビックリした顔で「なぜいらないんですか?」みたいなことを口走ったのだが、こっちからしてみればそいつが意外な顔をしたこと自体が意外だったわけで、むしろなぜ引越しの挨拶周りで読売新聞と刻印されたタオルを配って歩くのかを聞いてみたかったのだが、これ以上話すのは時間のロスだと考え、何も言わずにドアを閉めたのだった。
あとから思えばこいつをからかって遊んでやることもできたのだろうが、終わったドラクエ8のレベル上げにいそしんでいたので時間がなかった。
残念。
勧誘員は勧誘員でノルマとかがあり必死なんだろうけど、礼節とか常識を知らないのか、もしくは知ってて破ってるのか、そういう目に余る行為が多いよね。
だから、この事件をニュースサイトで読んだときも
「(新聞勧誘のノウハウを)知ってるやつの手口じゃね?」
と思ってしまったぐらい。
少なくとも、主婦が簡単に騙されてしまう、そこで疑問を抱かないぐらいの人間が普段から勧誘にきてるということだから、こういうのは販売所だけの問題じゃなくて新聞社も考えたほうがいいよ。
wikipediaだけど、この新聞拡張団の項目がおもしろいから一度目を通しておくべし。
新聞勧誘員には「じゃあ逆にあなたは新聞読んでるの?」と聞いてみたいね。
そこで働いていて、人様に勧めているんだから、もちろん毎日きちんと目を通しているんだよね?
その新聞の姿勢や内容に共感してるから働いているんだよね?
というわけで、各社別新聞勧誘員撃退方法をざっと考えてみた。
もっとおもしろい断り方があったら教えてくれ!
☆毎日新聞編☆「おたくの新聞社では日本を貶める捏造記事を海外にずっと配信してきましたが、それを知ったうえで私にこの新聞を勧めてくるのですね?」
☆朝日新聞編☆「おたくの新聞社は中国や北朝鮮寄りの記事を書くのはいいのですが、なぜ都合の悪いことは書かないのですか? あなたはそれを知ったうえで私にこの新聞を勧めてくるのですね?」
☆読売新聞編☆「ベルディだ〜けに〜は〜♪ お金は払わな〜い♪」
〜〜〜番外編だよ〜〜〜
★毎日新聞編★「風の息づかいを感じていれば、うちのドアを開ける前にオレが新聞など購読せぬことぐらいわかっただろうに」
★朝日新聞編★「新聞ですか? いりません。そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も多少気になるところだが。」
むしろここまで言われてもめげずに自社の新聞のすばらしさをとくと語れるぐらいの新聞勧誘員がいれば、3ヶ月ぐらいなら取ってあげてもいいぞ、オレは。
レジャー券や洗剤などではなく、うちは内容で勝負していますからという勧誘員がいれば、その心意気をかって購読してみてもいい。
いまんとこ出会ったことないけど。