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軽量化し反発性重視、チリ対策も 五輪マラソンシューズ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:参上!世界のスター
北京五輪で女子マラソン史上初の連覇を狙う野口みずき(シスメックス)ら代表5選手のシューズが16日、アシックスから発表された。
製作責任者の三村仁司氏が4月のテスト大会や6月下旬の野口の試走に同行して製作したもので、クッション性と安定性を重視した設計。アテネ五輪時より軽量化し、中国の特有の黄砂やチリがシューズ内に入らないよう対策も施した。
日本陸連が目標に掲げる「金1つを含むメダル2個」の期待値筆頭にあがる女子マラソン陣に、本番に向けた“武器”が出来上がった。
北京のコースは大きな起伏は1カ所だけでほぼ平坦(へいたん)だが、道幅が急に変化するほか、路面が硬く、その硬さも場所によって異なるために脚に負担がかかるのが特徴。このため従来の硬めの3層構造の靴底ではスピードは出やすいが、脚への負担が大きいと判断。疲労を軽減するために「軽くて反発力のある」新開発の2層のスポンジ素材を採用した。さらに着地時の安定性を高めるため、靴底を2〜3ミリ薄くし、大気汚染物質でもあるチリなどの細かいゴミが入らないようアッパーも編み目の細かいメッシュ素材を使用した。
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