「中立公正な医療事故調の早期設立を」シンポ開催
医療事故被害者の遺族や医療者、弁護士、市民らが立ち上げた「医療の良心を守る市民の会」は、「中立公正な医療事故調査機関の早期設立を望む―臨時国会での法制化を目指すために」と題したシンポジウムを、9月6日の午後1時半から東京都千代田区の全日通霞ヶ関ビルディングで開く。
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医療事故死の死因究明制度をめぐっては、医療安全調査委員会(仮称)の設置を柱とする法案大綱案を厚労省が発表したのに対し、民主党も対案を示している。
シンポジウムの開催は、医療事故調査機関を秋の臨時国会で法制化させるのが狙い。厚労省医政局総務課の佐原康之医療安全推進室長や民主党の鈴木寛参院議員をパネリストに迎え、それぞれの案について理解を深める。
大野病院事件弁護団の安福謙二弁護士や、自民党の古川俊治参院議員、同会代表の永井裕之氏、国立がんセンターがん対策情報センターの渡邊清高医師も登壇する。
コーディネーターは、船橋市立医療センターの岩岡秀明医師と、東大医療政策人材養成講座の埴岡健一特任准教授。
定員は200人で、参加費は無料。問い合わせや申し込みは、電子メールliaison_office@yahoogroups.jpか、ファクス047(380)9806で。
更新:2008/08/14 12:12 キャリアブレイン
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