2008年8月14日 16時36分更新
14日朝早く諫早市の駐車場にとめてあった軽乗用車の中で、女性と子ども2人の合わせて3人が死亡しているのが見つかり、警察は硫化水素ガスを発生させて無理心中をはかったものと見て調べています。
14日午前6時前、諫早市多良見町の琴の尾公園の駐車場に、「有毒ガス」と張り紙をした軽乗用車がとめてあるとドライブに来た男性から警察に通報がありました。 警察と消防がかけつけ、車の窓ガラスを割って調べたところ、中の後部座席で女性1人と幼い子ども2人を発見して救出しましたが、3人はすでに死亡していました。 死亡したのは長崎市に住む無職の41歳の女性と、この女性の子どもで9歳の女の子と5歳の男の子の合わせて3人です。
現場は、人通りが少ない、山の中にある公園の駐車場で、車の中には、液体を入れたバケツが見つかっています。
さらに遺書のようなものが車の中から見つかったことから、警察は、母親が硫化水素ガスを発生させて無理心中を図ったものと見て調べています。