フォーリーフジャパンプレゼンツ第36回岡山県少年野球大会(岡山日日新聞社、岡山県軟式野球連盟主催、OHKスポーツ振興財団共催、フォーリーフジャパン特別協賛、県教委、ホームランドーム後援)は13日、倉敷市中庄の倉敷マスカットスタジアムで決勝戦が行われ、美作地区代表の勝北ジュニアが東備地区のヤング山陽スポーツ少年団を6―3で下し、大会初優勝を果たした。美作地区代表の優勝は初めてで、県北部チームへ11年ぶりに優勝旗が渡った。ヤング山陽は初出場で準優勝の快挙を成し遂げ、城北ヒーローズ(備北)、天城ワンピース(倉敷)も初出場ながら3位に輝いた。(11面に関連記事) 決勝は、重量打線が自慢の勝北と、初出場で快進撃を続ける山陽が激突。試合は、勝北が山陽の先発・佐々木雄也投手=5年=の立ち上がりを攻め、本多佑真選手=6年=の適時三塁打などで2点先制。その裏山陽も5連投の勝北・安東眞矢投手=同=から岩本慎太郎=5年=選手の適時二塁打などで試合を振り出しに戻した。 投手戦が続いた四回、勝北は内田尊太選手=6年=のスクイズなどで勝ち越しに成功。山陽も六回に井原純希選手=同=の適時打で1点差としたが、七回に勝北が2点を追加し、山陽の追撃を振り切った。 最優秀選手には、勝北の安東眞矢主将が、優秀選手には小西智也(勝北)、中永大聖(山陽)、清水瑠偉(天城)、信清優一(城北)=いずれも6年=の4選手が選ばれた。