米で原油相場操縦に新規制案 罰金最大1億円【ワシントン13日共同】米連邦取引委員会(FTC)は13日、原油先物取引などでの相場操縦を取り締まるための新たな規制案を発表した。 製油所や投資銀行などが「虚偽、あるいは誤解を招く情報」を流したり、「重要な事実」を隠すことを禁止し、人為的に相場を動かすのを防止するのが狙い。 原油、ガソリンなどの先物と現物の両市場が対象で、違反行為は1日当たり最大100万ドル(約1億950万円)の罰金を科される。 米国では、相場操縦や過剰投機が原油、ガソリン価格高騰に拍車を掛け、経済全体に打撃を与えているとの見方が強く、規制強化の動きが強まっている。 FTCは規制案について一般から意見を募り、年末までに具体策をまとめる方針。
【共同通信】
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