GM資金調達難もと格下げ ムーディーズ【ニューヨーク13日共同】米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは13日、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の格付けを、「投機的」とされる「B3」から「Caa1」に1段階引き下げた、と発表した。 Caa1は「安全性が低く、信用リスクが極めて高いと判断される」とされ、格下げでGMの資金調達などがさらに厳しくなる恐れもある。 GMは主力の米市場での販売低迷で資金流出が続いている。ムーディーズは、GMが示した資産売却や資金調達などによる150億ドル(1兆6400億円)の資金確保策が難航する可能性があると指摘した。 ガソリン価格の高騰や米経済の減速で、米市場の落ち込みは2009年まで続くとの見方があり、見通しについても引き下げ含みの「ネガティブ」とした。 大型車が中心のGMなど米ビッグスリー(大手3社)は米市場の販売不振が深刻化、格付け会社による3社の格下げが相次いでいる。
【共同通信】
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