先日、土曜日になりますがちょいと地元の宮城は仙台まで行ってきました。
会社には里帰りです、とか言ったんですが実際はイベントの打ち合わせ。
まぁ、夏はコミケと休暇がほぼ同日程ですから実家なんて帰ったこと無いですよw
金曜の夜に東京駅は八重洲を出発し、土曜の夜には戻り便に乗る強行軍。
いや、時間とお金が時期的にないもんでねぇ……。

イベントって言うのが8月24日に仙台で行われる仙台初音ミク音楽祭、略して「せんみく」って言うモノなんですが、このイベントちょっと変わってるというか新しい形のイベントで、会場がシアターホールなんですよね。
初音ミクの「映像作品」を上映してヨカッタと思う作品に投票したり、作品出品したPによるトークセッションとか「歌ってみた」ライブとか初音好きな人には1日中みっくみくなイベントなのですが……




新しすぎたのか、僕が古いのか、スタッフ打ち合わせに行ってきたものの……
まぁ、昔には同人誌の印刷会社でオペレーターしていたこともあるので、男女様々な即売会を見る機会もありましたし、その経験で即売会スタッフとしても関わらせていただいたこともありました。
周囲に恵まれたコトもあり、ステージイベントでモモーイ目指して突っ込んでくるファンと鉄柵一枚で異文化コミュニケーションしたこともあれば、吉祥寺のライブハウスで大暴れするバンドを見に行ったこともありました。

あったんですが、そのどれよりも破壊力がこのイベントにはありました。

元々は数ヶ月ほど前に代表の方から某SNSで「手伝ってくれませんか?」という旨のメッセージをいただいたのが始まりでした。
職業柄、そういった話が来やすいこともありましたし、初音ミク関連のコミュニティで発言したこともあったのでその流れなんだろうなぁと思いつつ、地元のイベントであることもあり、スタッフとして参加する流れになりました。

さすがに東京仙台間、新幹線で2時間を切るような距離になってきたとはいえ、まだまだ遠い場所、と言うことで基本的にはスタッフとしての活動も当日の入退場の案内とか列整理くらいが限界、そんなこともありまぁ特に呼ばれることはなかったのですが、開催2週間前、最後の打ち合わせがありますよ、と言うことでさすがに当日一発じゃ状況も何もないな、と言うことで夜行バスを使っていきますよっと。



と言うわけで仙台。
さすがに夜行バスで朝5時に放り投げられたコトもあり、三国志大戦やりまくっても時間が余りMJで降格してもまだ余り、待ち合わせの場所に早めにつきました。
早めに着いちゃったこともあり、とりあえず代表に先に着いたことと目印にいつも使ってる青い手帳を持ってますよとメッセージを送ったのですが、待ち合わせ時間から30分過ぎてもさっぱり。この時点で何となくヤバイ気がしたけどもう仙台来てるから手遅れなんですよねー。
電話をしてもつながらない、てくてく歩いてそれらしい人の集まりを訪ねて見れば、もうそれなりに打ち合わせしてたりして、途中参加。

資料も何もない状況で話だけは熱い代表。とりあえずの紹介もなく初対面と言うこともありおとなしくよく分からない流れの話を聞くものの……


1、当日のタイムテーブルがない
2、当日の流れも何となく
3、スタッフの予定数もなければ実数もいない、当然配置予定もない
4、スタッフが状況を確認できるモノがない
5、代表が思い考えてあるので大丈夫と言い張る
6、仙台短編映画祭というイベントでこの会場をよく使うから大丈夫という
7、代表が全部自分でやるから、他の人は当日よろしくと言い張る
8、最終の打ち合わせなのに来たスタッフ予定者半分以下
9、仙台短編映画祭というイベントのスタッフが応援に来るけど、その人たちとは石共有できてるから問題ない。

などなど、ものすごい行き当たりばったりな状況。
あとから聞いたんですが、この待ち合わせ場所に一番最後に来たのは代表だったそうで、しかも遅刻だったとか……。

音楽関係のイベントってよく知らないんですが2週間前に何も決まってないモノなんですかねぇ。

そんなわけで、行ってみたモノの何も決まってない、当日に僕が何をするかも決まらないまま打ち合わせは終了。
個人的な経験から見たら、こいつは相当ヤバいんじゃないかな、と思ったので東京に戻ってきてから即作業。
打ち合わせで必要だと僕から出した連絡用の掲示板を自分の鯖に立てて代表に連絡。
すると、そういうのは使いたくない。とのこと。
いやいや、ちょっと待ってよとメッセージをやりとりすること数回。

要約すると「俺に指図するな、代表の俺の言うことを黙って聞け」と蹴飛ばされました。

間には当日どういう形にするのか、どのように進めていくのかを訪ねたのですが、回答はなく……。
確認も出来ない、提案も出来ないのではイベントスタッフとしての活動などできませんので、失礼させていただきました。


きっと三国志大戦の武将のように「俺に続けぇ!!」とこれから驚異的なペースでまとめ上げて当日を迎えるのだと思います。

前入金制でもう参加予定の方の大半はお金を払っていると思いますが、どうなるんでしょうね。
個人的に、というか創作側としては頑張って作った作品発表の場がそんなバタバタした状況で作られているってのは悲しいのではないかな、と思います。

自分の地元で行われるイベントだから、もっと良くしないとって僕が言いすぎたのかも知れません。
でも、2週間前の最終打ち合わせに呼ばれて、何も決まってないのを見せられ、そのまま帰らざるを得なかったコトは、何となく詐欺にあった気分ですね。