南オセチアをめぐるグルジアとロシアの戦闘で、これまでに避難民がおよそ10万人にのぼっていることが国際機関の調べでわかりました。
UNHCR=国連難民高等弁務官事務所によりますと、グルジアとロシアの戦闘で、南オセチアでは3万人が国境を越えロシアへ、数千人がグルジア側へ、さらに1万2千人が南オセチア内で避難しました。
さらに、戦闘の激しかったグルジア中部の都市ゴリからは5万6千人が避難していて、これまでに10万人の市民が避難を強いられています。
現地では救援物資の配給が始まっていますが、UNHCRではおよそ3万人分、70トンを超える物資の配給を計画しています。(13日19:57)