2008年8月13日 19時40分更新
沖縄県を訪れている舛添厚生労働大臣は、名護市の視察先で「来年度、沖縄県に2機目のドクターヘリコプターを入れようと思っている」と述べ、沖縄県に国が運営資金を補助する形での2機目のドクターヘリの運用を検討していることを明らかにしました。
舛添厚生労働大臣は13日午後、先月から運航を休止している名護市の民間の救急用ヘリコプター・ドクターヘリの発着場を視察しました。
視察の後、記者会見した舛添厚生労働大臣は「来年度、沖縄県に2機目のドクターヘリを入れようと思っている」と述べ沖縄県に国が運営資金を補助する形での2機目のドクターヘリの運用を検討していることを明らかにしました。
そのうえで、2機目のドクターヘリが運用される地域については沖縄県で決めるべきだという考えを示しました。
厚生労働省によりますと現状では国が運営資金を補助するドクターヘリが2機以上配備されている都道府県はないものの、地域によっては必要性が指摘されていることからそのあり方について検討が進められているということです。