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精神科存続に支援を

公明新聞:2008年8月13日

渡辺副大臣に支援を求める富田氏ら=12日 参院議員会館

千葉・銚子市立病院休止で
渡辺副大臣に要請
富田氏ら

渡辺副大臣に支援を求める富田氏ら=12日 参院議員会館

 来月(9月)30日でいったん休止となる千葉県銚子市立総合病院の今後をめぐり、公明党の富田茂之衆院議員は12日、銚子市の岡野俊昭市長とともに参院議員会館で渡辺孝男厚生労働副大臣(公明党)と面会し、公設民営による精神科外来の存続に向けた支援を求めた。

 これには、千葉県議会公明党の吉野秀夫、秋林貴史、阿部俊昭の各議員が同席した。

 席上、岡野市長は、市財政の維持のためいったん休止の決断を下した経緯を述べるとともに、休止により同病院の精神科外来にかかっている患者1000人の受け皿の確保に苦慮している厳しい実情を説明。その上で「どうにか精神科だけでも、公設民営の形で立ち上げたい。力添えを」と強く訴えた。

 現在、対応に動いている千葉県は、同病院精神神経科の病棟を使って民間診療所の開設を検討しており、千葉大学からの医師派遣の確保などを模索している。

 渡辺副大臣は「非常に深刻な問題だ」と理解を示した上で、「切れ目なく診療を続けられるように支援したい」と述べた。

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