ゲストさんログイン

ウェブ検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

livedoor ニュース

今週のお役立ち情報

北京オリンピックと長崎


北京オリンピックが始まっている。いろいろな問題を包含していても開催してしまえば問題ではなくなるのだ。オリンピックは平和の祭典とも呼ばれている。モスクワまでは、冷戦状態にある東西両陣営が4年に一度、アマチュアのスポーツでお互いの技量を試しあうスポーツの持つ力を信じあえる過去もあった。

あくまでも、アマチュアであるのだが、プロスポーツを持たない国はそれを職業にしているアスリートたちに匹敵する技と力を誇りだした。そのころから、勝つことが重要命題となり、『参加することに意義がある』なんて言葉が陳腐化した。

1980年のモスクワにアメリカが不参加を表明し、西側諸国ボイコット下、異例なオリンピックが開催された。4年後ロサンゼルスではソ連がボイコットし、オリンピックは政治のツールになった。ロサンゼルスで、ユベロスはオリンピックをビジネスへと変化させ、もはや、クーベルタンの指向した近代オリンピックは崩壊した。しかもその後、プロ排除の規定まで憲章から削除し、オリンピックは別のものとなった。僕は、1984年以降のオリンピックにまったく興味がなくなった。

今回の開催は8月8日だった。8月9日は『長崎原爆の日』だ。8月8日の各新聞には「明日が長崎原爆の日」だと報道されていない。8月9日の記事では「今日、長崎原爆の日」との報道は北京オリンピック開幕の十分の一以下の報道しかなされていない。

極めつけは、8月10日の記事だ。谷亮子が銅メダルに終わったことを各紙一面トップで報道している。あれだけ、北京に否定的だった朝日新聞までもがそうだ。この国のマスコミは『長崎』よりも銅メダルの方が重要なのだ。

[記事全文へ]

(記者:小鳥遊城司)


■記者固定リンク・編集画面
小鳥遊城司記者の書いた他の記事
「社会問題」カテゴリー関連記事


コメントするにはログインが必要です
ログインしてください
投稿

前後の記事

国内アクセスランキング

注目の情報
アメリカン・エキスプレス
アメックスのカードは充実した人生を、心から楽しむ人の一枚。
旅や日常に存在するストレスや手間を取り除いてくれる心強い
サービスたちが、このうえない心地よさを届けてくれます。


あなたの世界が広がっていく。