大阪HotNews新防災拠点 誕生祝う 消防局に最新システム2008/04/17
昨年六月に完成した大阪市消防局の新庁舎(西区九条南一丁目)の開庁式が十六日、現地で行われた。総工費約八十一億円、システム導入費約四十三億円をかけ、最新システムを導入した新拠点が誕生。平松邦夫市長は「新しい施設の機能を最大限に活用して、消防、防災体制の充実、強化を図る」と式辞を述べた。
新システムでは、心臓部に当たる統合指令台に50インチの大型ディスプレーを三十六面配備。固定電話のほか衛星利用測位システム(GPS)付きの携帯電話からの通報に対し、発信元が数十メートルから七十メートルの範囲まで特定可能となった。 延べ床面積が旧庁舎の二倍となった建物には、阪神大震災クラスの地震にも耐えられるという免震構造を取り入れたほか、太陽光発電の導入や雨水や排水の再利用などで省エネルギー、省資源にも配慮した。 新庁舎は市交通局旧庁舎跡地に建設され、三月から既に業務を開始している。 2008/04/17のニュース
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