規制改革会議が「目安箱」 教員汚職防止で情報収集大分の教員汚職事件を受け、政府の規制改革会議(議長・草刈隆郎日本郵船会長)が教員汚職の内部告発を受け付ける「目安箱」を設置することが12日、分かった。現場から収集した教員や生徒、保護者の意見や情報をもとに、不正防止や制度改善策を提言、規制改革に関する年末の第3次答申に盛り込む考えだ。13日に正式発表する。 目安箱は9月12日まで約1カ月間設置。規制改革会議のホームページから投稿できるほか、郵送でも受け付ける。 疑問のある教員の採用や昇進、異動など教員汚職に関する情報や教育行政の改善策、いじめへの対応など教育現場で実際に起こっている幅広い問題について意見を求める。 事件を受けて文部科学省が全国の都道府県などの教育委員会に聞き取りなどをした結果、大分以外に金銭の授受や口利きなど新たな不正行為の報告はなかった。
【共同通信】
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