北京オリンピック競泳200メートルバタフライで、延岡市出身の松田丈志選手が銅メダルに輝きました。松田選手は、自身が持つ日本記録を1秒以上上回る1分52秒97でフィニッシュ。オリンピックで初めてのメダル獲得です。
お盆をふるさと宮崎で過ごそうと、県内でも、帰省ラッシュがピークを迎えています。このうち、宮崎空港では、東京や大阪からの便を中心に、終日、ほぼ満席となっています。到着ロビーには、お土産を抱えた帰省客が次々と降り立ち、家族と、久しぶりの再会を喜び合っていました。(帰省客)「仕事の休みもあんまりないので、とりあえずゆっくりのんびりしたいかな」「自然を見ながら、おいしい酒を飲みたい」航空各社によりますと、宮崎空港の帰省ラッシュは、14日まで続き、15日からは、Uターンが始まるということです。
13日はお盆の入りです。三股町梶山地区では、お盆のこの時期、民家に灯ろうが灯され、地区一帯が幻想的な雰囲気に包まれています。三股町梶山地区では、お盆の迎え火や送り火の代わりとして、灯ろうを飾っていて、今年は、約400戸の民家で灯されています。長さ約5メートルの竹竿には、赤や青など5つの灯ろうが飾られ、民家の入り口などに灯されています。幻想的な雰囲気の梶山盆灯ろうは、三股町梶山地区で、15日まで行なわれます。
昨年度、県内の小中学校で、不登校になった児童と生徒は、前の年度より、約70人増えたことが分かりました。文部科学省が行った学校基本調査によりますと、昨年度、県内の小中学校で不登校になった児童と生徒の数は、953人と、前の年度より68人増えました。ただ、不登校率は、小学校が0.2%、中学校が2.2%で、全国でも低い数値となっています。県教育委員会は、「すべて学校に対策委員会を設け、早い段階で対応しているのが、不登校率の低さを保っている要因ではないか」と話しています。一方、高校卒業後の進路については、大学や短大などへの進学率が、過去最高の42.2%となりましたが、全国では8番目の低さとなりました。逆に就職率は、33%と全国4番目の高さとなっています。