2008年8月12日 22時52分更新
植物から生み出したエネルギーを使うことで地球温暖化の防止につなげる「バイオマス」の技術について、実際に森林を散策しながら学ぼうというツアーが11日、真庭市の蒜山地区で行われました。
このツアーは真庭観光連盟が行ったもので、11日は「津黒いきものふれあいの里」に岡山市や総社市など県南部から親子連れ38人が集まりました。
参加者たちは、はじめに木材を加工して燃料として利用するバイオマスの仕組みについて説明を受け、ガソリンなどの化石燃料と比べて地球温暖化の防止に効果があることを学びました。
このあと、近くの森林をおよそ1時間半にわたって散策し、夏のこの時期に盛んに飛び回っているトンボなどの昆虫や勢いよく枝が伸びているウルシなどの植物を観察しました。
参加した子どもたちは、ツアーの引率者に木の種類や特徴を教えてもらいながら、自然が資源として様々な場面で活用できることを実感していました。