2008年8月12日 22時52分更新
11日午後、津山市の採石場で行われていた発破作業中に岩が飛び散り、近所の住宅を直撃する事故がありましたが、けが人はいませんでした。
11日、午後3時30分ころ、津山市堀坂の採石場で発破作業を行っていたところ、岩が飛び散って川を挟んで反対側のおよそ200メートル離れたところにある住宅を直撃しました。
この事故で、現場の住宅や倉庫、それに車庫の屋根の少なくとも3か所に岩が突き抜けた穴があき、このうち倉庫の床からは直径15センチ、重さおよそ2キロの岩が見つかりました。
また住宅の周辺では数十個の岩や石が落ちており、このうち最も大きいものは直径30センチ、重さが12キロありました。
この家は3人家族で事故当時、1人が住宅にいましたが、けがはありませんでした。
警察の調べによりますと、事故当時、採石場では玄武岩を砕いて工事などに使う砂利を採るための発破作業を行っていたということです。
警察では12日、住宅や砕石場で検分を行って発破作業に問題がなかったかなど、詳しい事故の原因を調べることにしています。