2008年8月12日 22時52分更新
甲子園球場で行われている夏の全国高校野球大会で、初戦を突破した岡山代表の倉敷商業は、13日の3回戦に向けて仕上げの練習をしました。
倉敷商業は初戦、佐賀商業との競り合いを制し、19年ぶりに夏の甲子園で勝利をあげました。
選手たちは、12日午後1時から兵庫県伊丹市の球場で2時間ほど練習を行い、堅い守りが持ち味のチームらしく守備練習では内野と外野の連係プレーなどできびきびとした動きを見せていました。
また、打撃練習では各選手が確実にミートするバッティングを心がけ、左右に鋭い打球を飛ばしていました。
一方、初戦を完封したエースの木元秀映投手は、バッターを立たせてていねいに30球ほど投げ込み、持ち前のコントロールやボールのキレを確認していました。
金谷謙主将は、「みんなの調子はよく楽しんで野球が出来ています。投手を中心に守り勝つ自分たちの野球をしたい」と話していました。
森光淳郎監督は、「まずひとつ勝てほっとしましたが、次も強豪相手なので、気を引き締めしっかりとした野球をしたいと思います」と話していました。
倉敷商業は、平成元年以来、19年ぶりのベストエイト進出をかけて13日の第2試合で去年のセンバツ大会の優勝校、静岡代表の常葉菊川高校と対戦します。