朝日新聞のテキスト版です。
●見ていない、でも「反日的」「反靖国派増える危機感」 訪問・ブログで抗
議活動
どんな人たちが上映中止に追い込もうとしているのか。
ある政治団体に属する愛知県岡崎市の杉田謙一さんは2日、名古屋シネマテー
クを訪れ、近くの喫茶店に移って、同館側に上映を中止するよう申し入れた。
映画に公的補助が出たことなどを問題視。「日本人の心の琴線にふれる問題で
、軽々しくされると困る」と約2時間訴えたという。
同館は、5月の上映に向け日程調整中だったが、上映を先送りする方針という
。
東京都内を中心に活動する右翼団体の40代幹部は、この週末、5月以降の上
映を明言した大阪の映画館「第七芸術劇場」に街宣活動に行く予定だと話す。「
表現の自由と言われても、許せないものはある。映画館だって、それでいいと思
えば断固上映すればいいわけだよ」
映画は見ていない。だが、報道などを通じて内容は「反日的」と感じている。
「上映させた上で議論するという意見もあるだろうが、上映させたらいかんわけ
だよ」
ネットの掲示板では、映画への抗議を依頼する書き込みが見られる。東京都内
に住む男性(30)は自身のブログに3日、「抗議電話を入れて、上映をつぶそ
う」と書き込んだ。「映画は内容が中立ではない。公開されて人が見たら反靖国
派が増えると危機感を覚えた」と取材に応じた。
男性が「(上映への)圧力になると思って始めた」ブログは3月25日に開設
したばかりだが、すでに閲覧数は2万件を超えた。27日には映画館や配給会社
の連絡先を「抗議先一覧」として掲載。4、5人の読者から「電話した」と連絡
があった。そんな電話抗議は、「電話突撃」「電凸」などと呼ばれる。
男性は自分を「草の根保守」と表現する。靖国神社には100回以上通った。
映画はまだ見ていないが、「真偽が不確かな南京事件の写真が使われている」と
聞き、問題だと思ったという。
国会議員向けの異例の試写会が開かれ、その後上映中止が相次いだことについ
ては「議員には責任はまったくない」と話し、都内の映画館が上映中止したこと
は「(全部ではないが)僕たちの影響だと思っている」と語る。
「抗議をする自由もあるし、抗議を受け付けない自由もある。言論の自由と思
っています」
赤い部分が私です。
by iza0606
日本人選手に殺せコール!!