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北京五輪:開会式の「足跡花火」実はCG 英紙報道   

 北京五輪の開会式の際に、テレビ放送された花火で描いた巨人の足形の映像は、コンピューターグラフィックスによる合成映像で、実際には花火は打ち上げられていなかったと、英国のデーリー・テレグラフ紙などが11日までに伝えた。

 映像は、開会式の開始直後に、北京市中心部の上空に巨人の足形のような形で花火が打ち上げられ、天安門広場から五輪メーン会場、国家体育場(愛称・鳥の巣)まで、「巨人」が歩いて近づく様子を表現していた。

 同紙などによると、五輪映像効果担当者が、合成映像と認めた。1年近くの時間をかけて作製したものだという。

 担当者によると、映像は55秒間で足形は計29個あったが、「鳥の巣」上空で最後に打ち上げられた花火を除き、残りは特殊映像だった。

 ヘリで実際に撮影したように見せ掛けるため、細かい振動があるように映像処理した。また、当日の天候を予想し、かすみが発生したような処理も施した。

 航空管制などで空からの撮影ができないため合成映像を使用することを決めたという。(共同)

毎日新聞 2008年8月12日 1時20分(最終更新 8月12日 3時30分)

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