松下の工場長を書類送検 安全管理怠った疑い大阪労働局淀川労働基準監督署は12日、工場での安全管理を怠り、従業員が右手首を切断する労災を起こしたとして労働安全衛生法違反容疑で、松下電器産業の当時の男性工場長(54)と、法人としての同社を大阪地検に書類送検した。 労基署によると、労災事故は、食器洗い乾燥機を製造していた大阪府豊中市の工場で、2月20日に発生。工場長は作業の指揮や安全点検を行う主任者を選ばず、従業員に金属部品を加工するプレス機械を使用させた疑い。 従業員は作業中に機械の金型に右手を挟まれ、手首を切断する重傷を負った。 松下によると、同工場は生産拠点の再編に伴って5月に製造を終了し、滋賀県草津市の工場に移転している。
【共同通信】
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