この日も舞台あいさつのほか、大阪、名古屋で「芸能界に入って新記録」という1日19本の取材、番組出演をこなした上地。母校・横浜が浦和学院(南埼玉)と1回戦を戦った甲子園球場に駆けつける暇もなかった。
「(渡辺元智)監督から『松坂(レッドソックス)とオマエは騒ぎになるから来ないでくれ』って言われてるけど、“喉から手が出るほど”(?)行きたかったですよォ!」
すでに人気は日本を代表するメジャーリーガーと同格!? それでも「野球があったから今のボクもある」と謙虚な上地。実は野球を始めたのは、昭和60年の阪神日本一がキッカケだ。
「あれを見て“野球ってスゴいな”と親にお願いして始めました。“バリンバリン”の阪神ファンです」
その証に、野球や阪神の話になると“おバカ”キャラが影を潜めた。
「後ろ(リリーフ陣)がしっかりしてるのが大きい。打線も安定してるし。個人的には、ボクがやってたときの(ライバル校)桐蔭学園のキャプテンだった平野、エースの浅井(現外野手)を応援してます」と意外な“虎人脈”も。
「優勝? 絶対します! これでしなかったらおかしい。クライマックスシリーズでは高校野球みたいな戦い方をする中日が怖いというか、ヤだけど」とV宣言も出た。
虎が安泰とくれば、気になるのは、きょう開幕の北京五輪での星野ジャパンの戦いぶり。闘将へのエールは?
「ボクが言うのもアレですけど、いろんなものを背負ってるはず。『楽しんで!』というのは難しいだろうから、『よろしくお願いします!!』って気持ちです」
“旬”のスターの願いが届けば、星野ジャパンも金メダル間違いなし!