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日韓でIC乗車券の相互利用実験 国交省が10月から

 国土交通省は12日、10月から日韓でIC乗車券を相互利用する実験を始めると発表した。韓国のクレジットカード会社のロッテカードと協力し、訪日する韓国人旅行者に関西地方などの公共交通機関で使えるクレジットカード機能付きのIC乗車券を発行。韓国人旅行者はそのIC乗車券を使えば、両替をせずにそのまま日本で電車やバスに乗ることができる。

 運賃など利用代金を後払いする「PiTaPa」カードの機能をロッテカードのクレジットカードに搭載する。電車やバスの運賃はロッテカードが後日、韓国人旅行者の銀行口座からウォン建てで請求する。カードが利用できるのは「PiTaPa」が使える関西と岡山、静岡両県のほか、JR西日本の「ICOCA」が使える地域。実験は2008年度中続ける。IC乗車券は韓国国内に住む人に発行する。

 このIC乗車券があれば韓国人旅行者は慣れない日本国内で乗車券を購入したり、通貨を両替したりする手間が軽減される。(23:16)

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