14. Practice (実践)

14-1. Sub、身体化(Physicalization)、忘却(Forgetting) による情報処理

我々は日常的に大量の情報に取り囲まれ、それを摂取し、同時に様々な活動・労働を行っています。

したがって、それらをいちいち、ひとつひとつ、まともに受け取っていると、疲弊してしまいます。

そこで、(自身の「疲労感」も含め) 意識化しておく必要の無いどうでもいい情報Sub情報身体情報として、あるいは忘却したりして、処理しつつ、どんどん「前へ前へ」「先へ先へ」と進んで行く必要があります。「右から左へ受け流す~」ってやつですね。

ちなみに、何がPrime-Subを分ける絶対的基準になるかと言えば、既述のように、PMのUP-TPですね。

こうして、この情報化社会の中、大部分の情報を条件反射(Conditional reflex) 的に処理していけるようになります。

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なお、こういうことを書くと、冷たい印象を持たれるかもしれません。
しかし、当たり前のことですが、これらは万人が知らず知らずの内に、自然と、あるいは受動的に、やってきていることでもあります。

どんなに「誠実」を気取っている人間であろうと、この種の「切り捨て」「ふしだらさ」「汚さ」からは逃れられないわけです。

私は、そのことを自覚した上で、PM (UP-TP) を調達しつつ、能動的にそれを行えと述べているに過ぎません。