【NQNニューヨーク=荒木朋】22日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比2.36ドル安の1バレル130.81ドルで終えた。同日早朝の時間外取引で135.09ドルまで上昇し、連日で過去最高値を更新した。ただ、通常取引では利益確定売りが優勢になった。
需給逼迫(ひっぱく)観測などから買いが入った前日の流れを引き継ぎ、時間外取引で高値を付けた。ただ、その後は、このところ急上昇していた反動もあって利益確定売りに押された。外国為替市場でドルが対主要通貨で堅調に推移したことで、ドルで取引される原油先物の割安感が薄れるとの見方も売りのきっかけになった面があるようだ。この日の安値は130.07ドルだった。
ガソリンは5営業日ぶりに反落。一方、ヒーティングオイルは3日続伸。
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