これまでの内容を、PMのSymbol 解説と共に、まとめておきましょう。
さて、下図がこのPhysical Mankindsim (物質人類教)
のSymbolです。
Squareが2つ重なっているので「DS」(Dual Square) と呼んでいます。
このDSには、これまで書いた内容が分かりやすくまとめてあります。
外側四角の上下は、人間・社会の普遍的な2つの参照物 (Reference Objects) である「物理的実体」(PE) と「観念」(Idea) を表します。観念 (Idea) の頂点には、既述のように、「究極目的」(UP) としての「人類主義」(Mankindism) が来ます。
外側四角の左右は、社会に作用し、動かす力としての「同調圧力」(PP) と「便利・快適」(CC)。
総じて、外側四角は、社会の普遍的な性質を表します。
それに対して、内側四角は、各人の主観性(Subjectivity) - 能力限界(Capacity/Limits of Abilities) を象徴的に表すものだと、理解してもらうといいでしょう。
縦軸の赤線が「安定」(Stability) (-の欲求) を表します。
これは「人類主義」(Mankindism) と「物理的実体」(PE)
という2つの普遍的で確実な参照物 (RO)
と共にしか、「真の (感覚的) 安定 」はありえないことを示唆しています。
左右でフラフラしているのが「刺激」(Stimulation) (-の欲求) であり、「快刺激」(+)
と「不快刺激」(-) を表します。
(あるいは、第9項で書いている「共感 (可能) 性」(+) と「被害
(可能) 性」(の予期) (-) と読み替えても構いません。)
このようにPMは、Symbol を想起すれば、即座にその概要も想起できるようになっています。