記事入力 : 2008/08/12 16:06:36
『海女抗日歌』が初めてCDに
全国で最大規模の女性抗日運動といわれる「済州海女抗日運動」当時に歌われた『海女抗日歌』が初めてCDになった。
『海女抗日歌』は牛島出身の海女カン・グァンスンさん(1909‐42)が1933年に治安維持法違反で検挙され、2年6カ月間投獄されていたときに作った歌で、全部で4番まであり、当時『東京行進曲』のメロディーに合わせて作詞したもの。カンさんは抗日秘密結社「革友同盟」の中心メンバーで、海女を中心として抗日運動を広めるのに大きな役割を果たし、独立軍に対する軍資金支援も行った。今回制作されるCDには、歌を記憶している唯一の海女キム・チュンサンさん(71)の声が収録されている。歌を伝える最後の人物であるキムさんは、12‐13歳のころ姉と共に歌ったこの歌の1番から3番までを正確に記憶していたが、1996年に牛島の船着場に詩碑が作られたことで、再び歌い始めた。
このCDには、キムさんが覚えていなかった4番を知らせるため、キム・ヒョジンとチャ・ユンソンが歌う『海女抗日歌』1番から4番までが別途収録されている。また、無形文化財1号に指定されている『海女歌』や、金を稼ぐため出稼ぎに出た海女が仕事をしながら故郷を恋しがって歌った『出稼ぎ海女の歌』、海女が余興を楽しみながら歌った『海女遊び』なども収められている。
オ・ジェヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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