『ブリテン:青少年のための管弦楽入門/プロコフィエフ:ピーター…

なんと、この盤では
ショーン・コネリー がナレーションをしているそうだ。
私が子供の頃聞いた盤は、CD化されてないのかもな、見つからなかった。レコード2枚組だったな。ブリテン『青少年のための管弦楽入門』、プロコフィエフ『ピーターと狼』、サン=サーンス『動物の謝肉祭』、デュカス『魔法使いの弟子』、この4作品を、老教師が授業で子供たちに教えるという設定。「静かに!しーずーかーに!コラ!席に着かんか!」みたいな感じで始まり、「この楽器のこの旋律がこの動物のこんな様子を表わしとる訳じゃな」というふうに進むレコードだった。で、4時間目のお題が『魔法使いの弟子』な訳で。師匠の魔法使いから留守番を命じられた弟子が、掃除をラクしようとして箒に魔法をかけたら、多分、止まらなくなっちゃって、それを止めようとして折ったんじゃなかったかなあ。確かそしたら今度は箒が2本になって暴れ出し、また折ったらまた増えて…っていう話だったと思うんだけど。で、どうなることかと思ったけど、最終的にはどうにか収拾がついて城は静けさを取り戻すというハナシを音楽で表した交響詩が『魔法使いの弟子』。で、この曲のラストが、静かな部分がしばらく流れたあと、
ジャジャジャジャン! と鳴って終るのですが、そこで居眠りしてたとこから目が醒めて椅子から転げ落ちるのが授業してたはずの老教師なんですよ。「べ、べつにワシは…」とか言いつつ教室を見渡すと、生徒たちは老教師が居眠りしてる隙にみんな抜け出してて誰もいない。それでも自分で自分に言い訳しつつ終業の鐘を鳴らす老教師。するとその鐘が外れて落っこちて。ガランガランと坂を転がり落ちていく鐘を「お〜い、待っちくりぃ〜〜」と老教師が追いかけていくというベタなオチつき、という楽しいレコードだった。いま思い出していても楽しい。
で、その老教師役をやっていたのが、矢田稔さんだ。
誰かって?
『風の谷のナウシカ』で、爺さん三人組が出てくるでしょう。ナウシカに「皆、私を信じて荷を捨てなさい!」と言われて、「姫さま、笑うとる…!」「助かるんじゃ〜」とあわあわする爺さんたち。あと、トルメキア軍の戦車を強奪したあと思いっ切り後退してしまい「前に行くんじゃ!」
「わかっとるがな」っていうあの爺さんたち。あの中の一人が矢田さんです。この「わかっとるがな」を聞いて、あ!と思ったんですよ、あのレコードの語りと同じ人!と。…もしかして、これが私が声を気にするようになった原点?私のルーツ?これルーツバトン?考えてみたらそこまで遡れる訳?
昨日何気なくこの話題に触れた後に気付いてからひとりでびっくりしていたのですけど、それを今日の日記に書いてみました。
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『どんぐりと山ねこ』を聞いていて思ったのですが…。
この話は、主人公のところに山ねこから、「めんどな裁判しますからおいでんなさい」というはがきが来て、まあ主人公は喜んで出掛けて行く訳ですが、辿り着いてみるとどんぐりたちがどんなどんぐりがいちばん偉いかでもめているが決着がつかないから意見を聞かせてくれという話なのですが…。あれ。これってなんだか…裁判員制度?と思ったりして。
宮沢賢治作品は、著作権が消滅しているため、インターネットの図書館・青空文庫さんで、Webで読めます。気になる人は検索してみましょう。
『朗読 宮沢賢治名作選集』

その後届いて聞いたのですけど、凄く良かったので。
石田彰の『どんぐりと山ねこ』は、ほのぼのした空気感でやさしく聞かせる雰囲気が良かった。ほんと、上手ぇわ、この人。
小野大輔の『よだかの星』は、ちょっと泣けた。ていうか、もとが泣ける話だし、これはさぞ難しかったことでしょう。淋しく物悲しいよだか。朗読テンポはもう少し遅めでもよかったかも知れませんね。前トラックの石田さんを聞いたあとだからかもしれませんが、畳み掛けるような喋りに聞こえて、耳から聞いた後の染み込み感が物足りない気がしてしまいました。
森川智之の『注文の多い料理店』は、裕福で驕り高ぶった紳士のアホっぽさがユーモラスにうまいこと表現できてると思いました。
そのうち甥っ子に聞かせてやろうかな。
…、そういえば、私も小さい頃におはなしレコードよく聞いてたな。白鳥の湖とか、くるみ割り人形とか、ピーターと狼とか、お話だけじゃなくて、クラシック音楽の合間に語りが入ってるやつだったな。音楽教師の父によるセレクトで。
『朗読 宮沢賢治名作選集』

あ、これは出た。ジャケットのイラストがきれいなので…。ここの配色にも合うし。まだ聞いてないんですが…。「注文の多い料理店」「よだかの星」「どんぐりと山ねこ」を、森川智之、小野大輔、石田彰、が朗読してるらしいです。
本当は三木眞一郎、小西克幸朗読の『山月記』を出したかったんですけど楽天レビューでは見つかりませんでした。密林ならあるので、興味ある方は密林で『山月記』を検索してください。これもここの背景に浮かべたいジャケットデザインなんですよね。
私は高校とかで『山月記』を習っていないんですよ。まったく未知の状態で、声優さん目当てで買いました。そして面白かった。こにたんはもうそのまま虎になったらいいと思いました。みきしんはほんとうに虎になりたそうだった。…と思ったらラストは原作にはなかったものをCD化に際して付け加えたものだったらしいです。
最近はこうゆう、人気若手声優さんの朗読CDもけっこう流行ってるみたいですね。密林でけっこうヒットするので。石田彰の『雨月物語』も上手かったなあ。石田さんの演技力はどこで聞いてもいつもスゲーと思うこと頻りです。
あ、若手、じゃなくて中堅、かも知れないですね。ちょっと迷うところです。というか若手と見る人もいればそうは見えない人もいると思います。
永昌源 杏露酒(シンルウチュウ) 500ml (2)

こんなキャンペーンに今日気付いた。明日の消印有効。このでっかい瓶に入った杏の実、そそる…。
http://www.shinluchu.com/cp/index.html衝動買いして衝動的に応募してみた。財布にいつも、何枚か切手いれてるんです。こういうときのためって訳ではなかったんですけど…。
いま呑みつつ書いてます。たまに呑むとおいしいよね、これ。
こういう、ビールや缶コーヒーほどのメジャー商品でなく、TVCMもしているそこまでマイナーって訳でもない商品の懸賞って、キャンペーン規模の割に応募者が少ないのか、比較的当たる可能性が高い。ずっと前に杏露酒青ラベルの頃に、そのCMで使用された曲のCD(胡弓で演奏した『サマータイム』)が当たったことがある。そのほか、私が当てたことがある懸賞は、某NHK「おしゃれ工房」テキストの読者プレゼントでアクリル毛糸たわしのキット。あとは…。ないな。そんなもんか。
それにこりゃー、CDよりは欲しい人が多そうだ。
あと、↑このお店の名前、面白い。「e酒どっと呑む」だって。おやじギャグが効いてるね。
むかーし、前の職場の山の分院に行ってたときの上司N氏が、カレンダーの、この日は患者さんがいっぱい来るっていう予想日に「.com」ってメモっていて、「この日、何の日スか?」って訊いちゃったんですよね。「どっと混む。なんちゃって!」。…。
これが便利。 (3)

折り畳んだときの長さ5.8cm(小指ぐらいの大きさですね)で、スモールブレード(小刃)と爪やすりと鋏の組み合わせの、キーホルダーに付けられるように輪っかがついているこのタイプがいちばん好きです。よく使うツールだけがついている。爪やすりの先っちょはマイナスドライバーとしても使えますが、なんかほじったり、なんか押し込んだりするのにもよく使っています。これがホント便利なんですわ!あと段ボールを開封する時にスモールブレードのほうじゃなくこっちを使うと切れ過ぎなくていいです。段ボールのフタ部分を切り取りたいときはこのスモールブレードが超便利!それほど力を入れなくてもズバズバ切れます。というかこの小ささでこの切れ味にはビビリますね。ぶきっちょさんという自覚がある人にはこの道具はオススメしないほうがいいかもな〜と思わせます。カッターナイフよりも刃に厚みがあるから、このサイズでもしっかり切れるのかな。でも最近切れ味が鈍って来たので砥ぎたいんだけど…、道具がなくて。
ところでこの写真のモデルはなんと、ハンドル(ツールを格納する外側の部分)が
STG(スターリングシルバー)。ハンマー仕上げのようなでこぼこの表面になってます。同じくSTGで鏡みたいにきれいに仕上げてあるタイプのもあります。あるということが今回わかりました。お値段見てビックリ。まあそりゃするわな…。けど、これ、欲しい…!と思ってしまったのです、それがし。最近私、よく耐えてるし、自分へのご褒美にーとか言って買ってしまおうかしら…。ああううどうしよう…。
NHKのドラマ
昨日、NHKドラマ『クライマーズ・ハイ』前編も途中から見ました。ふとつけたらやってて、見始めたらハマっちゃって。NHKのサイト見たら、今回の放送自体が再放送のようです。あらすじを引用。
1985年8月12日、運命の日。群馬県の地方新聞記者・悠木和雅は魔の山とよばれる谷川岳の衝立岩の登頂に同僚と挑戦するはずだった。だがそれは突然絶たれる。もう一つの聖なる山がたちはだかったからだ・・・
群馬県御巣鷹の尾根の日航ジャンボ機墜落事故から20年。横山秀夫のベストセラーを原作に、未曾有の大事故を報道する地元新聞記者たちの興奮と混乱に満ちた1週間を描く。
いやもう、ブン屋のおっさんたちのアツいことアツいこと!けど、このでかいヤマを前にしてためらう気持ちというか臆する気持ちというかもあるところが描かれているので引き込まれる。飛行機が消えた?落ちた?本当に落ちたのか?どこに落ちた?長野か?群馬か?群馬なら自社の地元だが、長野なら――(これがどっちかがそんなに重要なこととは知らなかった)。わからない、だが時間がない、それでも朝刊を刷らねばならない。
うわー、胃に穴開きそうー、ブン屋さんてこういうものなんだ…。と思いながら見ていたら、あっちゅーまに「つづく」になってしまった。次週の後編も憶えていたら見たいです。
積読?

ISBN:4056041865 大型本 大人の科学マガジン編集部 学習研究社 2005/09/26 ¥2,200
これも積読っちゃ積読になるのか?
引越前にほしくなって、でも荷物になるからと思って我慢していたものを、引越後すぐに購入したにもかかわらず…、そのまま…。…。
プラネタリウム、というか、星座投影機作成キットがついているんです。今日やっと組み立てました。あとは投影するのに充分な程度に暗くなるのを待つだけです。いままでにも、市販のものでもうちょっと星図のちゃちなやつを買ってみたことがあるけれど、光点が少ないし星座を結ぶ線がいっしょに投影されちゃうのが好きじゃなかった。これはかなり星図が精密。
楽しみ。
それまでまた本を読もう。
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追記。
暗くなったのち、投影してみた。おおっ。かなりイイ!天井まで距離があるとけっこうぼやけるのが多少気になるけれど、前買ったことがあるやつより全然イイ。全然星の数が多い。満天の星になります。湿気が多少きになりつつも、風呂場で使ってみたりします。そんないきなり壊れるってこたないし、あとでちょいと手入れすりゃいいからということで。電気消して、投影機をつけて、湯船にぼけーっとつかるんですよ。星の海にひたっているみたいですよ。けっこう癒しですよ。
翡翠ブレスレット

12,800 円税込、送料別
はゆたさんの琥珀を辿って見つけたのですが、
えっ、うっそ、高っ!
私のあのストラップ、こんなブレスのような大きさじゃないとは言え、そんなバカ高い買い物(2,800-)だったって訳じゃなかったのかもね。(翡翠が本物ならば)。翡翠の相場がわかんないし…。まあピンキリだろうけど。色ムラとかによっては。ターコイズも値段すごいバラバラだしね。(←いまハンドメイドアクセでもっとも流行っているアイテムのひとつ)。
シルバーは安いと思います、多分。すごく柔らかいし、すぐに黒ずんできちゃうし。よく手入れしないと。シルバー専用のクロス(布)もよく売ってますよね。
あと、私が大学生の頃、よく行くデパート内にシルバーアクセ専門のお店が出来て、よく行ったんだけど、わりに学生が気軽に買える値段だった記憶があります。でもちゃんと"Silver 925"と書いてあって。まあ、小さいリングとか小さいペンダントトップとかばっかり見てましたけどね。Silver 925って純銀のことかと勘違いしてましたが、ちょっと調べたら違うみたい?よくわかんなくなってきた…。
そういえば西村しのぶさんの『ライン』の中で(まだ単行本になってない話だけど)、いつもシルバーアクセを作ってはリツコさんに沢山プレゼントしていた邦彦が18金の細工に挑戦するのに、「やっぱ18金は無謀だったか!?」ってすごーく緊張する場面があって、「高かったでしょう、今はグラム千二百円くらい?」と、彫金教室の人が声を掛けているのね。また邦彦も「こっちの使ってないシルバーのいろいろいらない?安くするから」って言っていたりするので、そうか、ゴールドとシルバーの間にはそんなに大きな差があるのね、って思った。
かつらぎさん、そういえば、その後、西村しのぶさんの『一緒に遭難したいひと』も見つけて読んだんだよ。なごむね。意外にシビア〜な生活をしているキリちゃんたちだけど、それでも不思議になごみ感がある。
ジグソーパズルヴィラ アンジェリカ 1000ピース

これはフツーにやりたいです。
いいよね。
こんな風景の場所に住んでみたいです。
…ほんとにやろうかな。
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うん、蕎麦の薬味を冷凍しておくの、なかなか重宝でしたよ。
ふたごのき

ISBN:4039645006 大型本 姉崎 一馬 偕成社 2004/06 ¥1,260
これも、某オンライン書店の新刊一覧を見ていたら、
表紙が素敵だなあって思って。