●ギョーザ中毒で説明を(08/12 17:42:02)
民主党の直嶋正行政調会長らは12日、岩城光英官房副長官と首相官邸で会い、中国製ギョーザ中毒事件で中国国内の被害発生の連絡を受けながら政府が公表していなかったことに関し、国会閉会中も質疑できる「閉会中審査」を早急に実施し、説明責任を果たすよう求める福田康夫首相あての文書を手渡した。 文書は「政府は国民に事実を隠ぺいし、必要な対策を何も取らなかった。『安心実現』を掲げる福田内閣は、日本国民ではなく、中国政府の安心を実現する内閣だ」と批判。公表しなかった理由やその責任、消費者重視の具体的な取り組みを説明するよう求めている。 直嶋氏は官邸で記者団に「首相は、国民よりも中国への配慮に重きを置いている。食の問題は国民の健康にとって一番重要だ」と指摘し、政府の対応を徹底追及する考えを示した。 |