館林市小桑原町の精神・内科病院で5月、同市の元診療放射線技師の男(36)がレントゲン室に小型ビデオカメラを隠し置き、検査を受ける女性たちを盗撮していた事件で、館林署は6日、男を軽犯罪法違反容疑で館林区検に書類送検した。男は「女性の裸が見たかった」と容疑を認めている。同病院は6月6日付で男を懲戒解雇した。
調べでは、男は5月8~23日、同病院のレントゲン室に小型ビデオカメラを隠し置き、定期検診を受診する女性が着替えする姿を21回にわたり動画で撮影し、のぞき見た疑い。20~57歳の看護師など職場の同僚や患者ら女性24人が被害にあった。【鳥井真平】
毎日新聞 2008年8月7日 地方版