大分放送局

2008年8月12日 15時30分更新

病院統合で豊後大野市方針


豊後大野市にある2つの公立病院の統合問題で豊後大野市は統合後の2つの病院を、市が主体となって経営していくという方針案を示しました。

豊後大野市にある県立三重病院と市が運営する公立おがた総合病院について大分県は医師不足などを理由に統合を提案していましたが、7月県と豊後大野市の間で、「一方の病院を核に統合し、もうひとつの病院を診療所などとする」ことで合意しています。

この問題について11日開かれた豊後大野市議会の特別委員会で芦刈市長は▼統合後の核となる病院を公立おがた総合病院とし、県立三重病院を診療所などにするとともに▼2つの病院を豊後大野市が主体となって経営していくという方針案を示しました。

これに対して、議員からは「県と協議をした上で、2つの病院の経営主体を決めるべきではないか」とか「県側にも負担を求めるべきではないか」などといった意見が出されました。
この問題について、豊後大野市では今月18日にも芦刈市長が広瀬知事と会って最終的な方針について協議したいとしています。