「上海は韓国領土だった?」の主張に中国ネチズンが激怒
「上海が韓国古代王朝の領土だったと?」。高句麗(コグリョ、B.C.37~A.D.668)、百済(ペクジェ、B.C.18~A.D.660)、新羅(シルラ)の三国の領土が中国大陸にあった、という内容の本のため、中国のネチズンの間に激論が広がっている。
上海商報は、9日「大田(テジョン)大副総長だった林均沢(イム・ギュンテク)氏が『韓国歴史』との本で、韓国古代王朝の三国が中国大陸に進出していたとの見方を示した事実が、中国のネチズンに伝えられ、インターネットに議論が広がっている」と報じた。東方早報の電子版「東方網」も、歴史学者オ・ジェソン氏が著述した『隠された歴史を探して』、『地図で見る韓国歴史』などの本から抜粋した図表とともに、内容詳細を伝えた。 これら本でオ氏は、高句麗・百済が活動した範囲が、内モンゴル・山東省・福建省などに至る、とした。中国のネチズンは、主に「唐の新疆統治組織だった安西都護府が、統一新羅のチベット統治機構に伝えられたのはとんでもないこと」と指摘している。 それらは「歴史系列の本を書く著者としてこうした図表を作るのは、読者を欺くことであるだけでなく、歴史に無責任な行為」とした。東方網によると、上海の韓国領事館側は「林前副総長の見解は韓国史学界の主流の観点ではなく、私見」とし「『韓国歴史』も学生教育向けテキストではない」と説明した、とのこと。 鄭鏞桓(チョン・ヨンファン)記者 <goodman@joongang.co.kr> 2006.05.10 16:44:14 |
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