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中国機爆破予告、30代の在日韓国人を逮捕

犯行動機は不明

 北京五輪が開幕した今月8日、中国国際航空の日本支社に「旅客機の爆破」を予告するメールを送った容疑者は、30代の在日韓国人だったことが明らかになった。

 11日の日本メディアの報道と、在日韓国大使館の発表によると、日本の警察は、東京都内にある中国国際航空の日本支社に「旅客機の爆破」を予告するメールを送った韓国籍の会社員、李賢史(イ・ヒョンサ)容疑者(33)を威力業務妨害の疑いで逮捕した。警察の調べによると、李容疑者は「すべての航空機の運航を停止せよ。さもなくば航空機を爆破、オリンピック会場へ墜落させる」という内容の日本語の脅迫メールを送った。なお、李容疑者は「わたしがメールを送った」と供述し、犯行を認めているものの、動機については明らかになっていないという。

 李容疑者は10日、自分が爆破予告メールを送ったとして、神奈川県警に自ら出頭した。一方、朝日新聞は今回の事件の容疑者について、「横浜市に住む会社員の中川賢史容疑者」と報じた。

 李容疑者は8日昼12時50分ごろ、自分のパソコンから中国国際航空の日本支社に宛て、「ただちにすべての航空機の運航を停止せよ」というメールを送った。これを受け、中部国際空港発重慶行き(上海経由)の中国国際航空406便(乗客70人)が引き返す事態となった。

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NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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