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男性職員が男性職員の太もも触り、減給処分 熊本県

2008年8月12日0時49分

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 熊本県は11日、男性職員にセクハラ行為をしたとして県宇城地域振興局の課長補佐級男性職員(57)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。また、上司の監督責任を問い、振興局の部長と副部長を文書訓告、課長を口頭訓告とした。処分された職員は「親しみを込めたスキンシップのつもりだった。申し訳ない」と話しているという。

 県人事課によると、この職員は07年11月〜今年2月、職務中に同じ職場の男性職員1人の手を触ったり、太ももに手を置くなどの行為を計4回したという。被害者は07年11月から振興局の上司に相談したが、行為がなくならないため、今年4月、潮谷義子知事(当時)あての手紙を送り、被害が発覚した。

 県人事課の田崎龍一課長は「相談を受けた上司は当初『男同士なので』という軽い考えがあったようだ。(セクハラの)認識が足りなかったかもしれない。セクハラ防止の徹底を呼びかける」と話した。

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