日航機墜落事故から12日で23年 墜落現場のふもとの群馬・上野村で灯籠(とうろう)流し
520人の犠牲者を出した日航機墜落事故から、12日で23年となる。11日、墜落現場のふもと、群馬・上野村で灯籠(とうろう)流しが行われた。
遺族は「元気にこうやって参加できるということは、何よりの供養」、「わたしたちは元気で頑張っているので、見守っていてくださいねというような感じのことを(灯籠に)書いています」と話した。
遺族のメッセージが込められた灯籠は、墜落時刻にあわせ、次々と川に浮かべられた。
遺族のメッセージが書かれたものなど、色とりどりの灯篭が流されていった。
事故から12日で23年となるが、遺族は、事故を風化させたくないという思いがある。
遺族は「この時期になると、やっぱり思い出しますよね。520人ですものね」、「やっぱり(事故を)風化させたくないですね」と話した。
12日は、御巣鷹の尾根へ慰霊登山が行われる。