日航機墜落から23年 衝撃伝える遺品公開
520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故から12日で23年。「日本航空」は、持ち主がわからず自社で保管していた遺品のうち17点を初めて公開した。
日本航空は、持ち主を特定できなかった遺品約2700点を保管しており、その中から墜落時の衝撃の大きさを物語る17点を、東京・大田区の安全啓発センターで公開した。公開されたのは、腕時計5点、メガネのフレーム3点、ボールペン2点などで、腕時計はいずれも墜落時間の午後6時56分を示したまま止まっており、メガネのフレームやボールペンは大きく折れ曲がり変形している。
遺品は11日から遺族に公開され、18日からは一般にも公開される。