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止まった時計、ゆがんだ眼鏡…=ジャンボ機墜落の遺品公開−日航

8月12日5時4分配信 時事通信


 1985年の日本航空ジャンボ機墜落事故で、同社は11日、持ち主不明の遺品の中から、腕時計、眼鏡、ボールペンなど17点を東京・羽田の同社「安全啓発センター」に展示した。
 13日までは事故後23年の慰霊に訪れる遺族らに限って見てもらうが、18日からは一般にも公開する。犠牲者の遺書の一部は既に展示されているが、これ以外の公開は初めて。
 今も持ち主が特定されていない遺品は約2700点あり、同社が羽田空港整備地区内の倉庫で保管している。今回公開されるのは腕時計5点、眼鏡3点、鍵3点、ボールペン2点、電卓1点、カメラレンズ3点。
 腕時計は墜落時刻の午後6時56分ごろで止まっており、ベルトが一部失われている。レンズがない眼鏡のフレームやボールペンはゆがみ、電卓も基盤部分が大きく損傷するなど、衝撃のすさまじさを物語っている。 

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最終更新:8月12日7時32分

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