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2008/08/11

損失補填が数十兆円

地獄の釜―父子十手捕物日記 (徳間文庫 す 13-9) 地獄の釜―父子十手捕物日記 (徳間文庫 す 13-9)
価格:¥ 660(税込)
発売日:2007-06

バブル崩壊の頃に、野村証券の損失補填事件というのがあったんだが、ヤクザや政治家が絡むと意外にあっけなく損失を補填してくれたわけだ。
ちなみに野村証券などの損失補てん事件は政治家や総会屋などの間では当たり前のことだった。 証券会社が損をさせたままにしておくなど誰も考えていなかったことはあまりしられていない。
と、司法ジャーナルさんちでも出ているんだが、実は、おいらも野村証券に損失補填させた事がある。知人のネーチャンが勧誘されて投資信託に100万預けたら60万に減ってしまいました、という話なんだが、「投資信託なんだから、減ったってしょうがねぇだろ、そんなの自己責任だ」と叱ったんだが、グズグズ言うので、とりあえず掛け合ってみたわけだ。そしたら案外あっけなく損失補填してくれた。何でも、「勧誘する資格のないヤツが勧誘した」とかいう理由で、あるいは、おいらの風体が怪しいのでビビったのかも知れないが。




で、話はアメリカなんだが、自由と自己責任の国のはずの
アメリカでも損失補填という騒ぎなんだが、ちょっとケタが違います。

米証券大手メリルリンチは7日、顧客に売った100億ドル
約1兆900億円)規模のオークション証券(ARS)を買い戻すと発表
した。米大手銀行、シティグループも同日、75億ドル相当を買い戻し、米当局などに、罰金1億ドルを支払うことを決めた。

 さらに、複数の欧米メディアは8日、スイスの総合金融大手UBSが194億ドル(約2兆1000億円)相当の買い戻しに応じることで米当局とほぼ合意したと報じた。UBSも、米当局への1億5000万ドルの罰金支払いにも応じるという。

この、オークション証券の市場というのはコレっぽちじゃないわけだ。お馴染み、Walk in the Spirit さんちによれば、
ARS市場規模は36兆円だそうです。今回の騒ぎで出ている数字というのも、そのごく一部だそうで、
さらに、これはARSの和解だったけど、訴訟ってこれだけではないはず、
本当に怖いのは、サブプライムに絡んで、今後、さらに様々な訴訟案件の和解(?)が出ること、
今回の和解受入れはある意味、
地獄の釜のふたを開けたようなものではないか、
サブプライムの時もそうだったが、最初は「これだけです」とか言うんだが、ゾロゾロと次から次に出てくるわけだ。借金でクビがまわらないヤツの相談に乗った経験のある人なら判ると思うんだが、世の中、そういうもんだ。で、Nevadaさんちの見方でも
この買戻しは経営陣の刑事訴追を避けるためですが、ウオール街はこれで訴追関係は終わったと思っていますが、ことは買戻しだけではすみません。
今度は【株主代表権訴訟】が待っているからです。
今回の和解で、何兆円にも上る訴訟リスクを抱え込んだわけであり、かつ、今後買戻しを迫られる金融商品は
数十兆円から数百兆円に上る可能性もあります。
今は<嵐の前の静けさ>とも言えますが、次にきます≪嵐≫はそれはってつもなく大きな≪嵐≫のはずです。
どこまで続く泥濘ぞ。まぁ、どこまででも続くんだろう。人間、どこかで収支はつけなきゃならない。で、似たような話なんだが、フルフォードさんちです。ブッシュ親子が借金返済を迫られて、カネ集め旅行でタイ王室や日本まで来るというんだが、まぁ、確かにタイの王室は金持ちではあるんだけどね。サイアム・セメントとかサイアム・スティールとか、タイの重工業の株式は王室がずいぶん持っているし、外資がタイに進出する時には王室関係をビジネスパートナーにする事も多い。でも、日本の皇室はあまりカネ持ってないと思うよ。
アジア危機の際も彼らはタイへ行きお願いをしたが断られているので、今回も相手にされないであろう。
しかし問題は中国の政治関係者が海外に違法の裏金を持っていることを彼ら知っていて、それを脅しに中国からお金を奪い取ろうとしている。その後は日本にも来るかもしれないということだが、とにかく相手にしないのが一番でしょう。
日本のヤクザ屋さんがせっせと稼いだカネ、香港やマカオに隠していたヤツは、アメリカのCIAに発見されて取りあげられちゃうわけだ。ひと頃、マンコデルデルアジアとか、目の敵にされて騒いでいたのを覚えているだろうか? 北朝鮮のテロ資金とか言っていたんだが、アレでアメリカはずいぶんカネを集めたわけだ。で、今では40兆円の煎餅資金までがアメリカのファンドで運用されるという事になっておりまして、まぁ、ファンドで運用と言えば聞こえはいいが、二度と返って来ないだろう。

まぁ、これからカネを隠そうというお方には、香港マカオはお勧めできないです。アメリカに筒抜けなので、みんな盗まれちゃいます。
プロはシンガポールです。シンガポールは政府が国策として秘密を守ってくれるので、裏金隠すんだったら、何といってもシンガポール、だそうです。おいら、隠すほどのカネはないので関係ないんだけどね。

コメント

村上ファンドの村上ちゃんは、シンガポールにも行ったけどちゃんと資産隠せたのでせうか。

>ブッシュ親子が借金返済を迫られて、カネ集め旅行

こいつら、中近東(サウジ)から約$7.2Tの借金があり、おそらく世界中の銀行が、バーゼルIIに入る前に、盗んだ米国民の税金返さないとヘイグにある国際司法裁判所に逮捕されるはずです。それ以外にも、911やイラク非合法戦争を含め、腐るほど罪状がありますね。崖っぷちであることは間違いないでしょう。

だから、口封じのために世界中で“事故と自殺”が増えているわけでしょう。このブッシュ犯罪組織が崩壊すると、戦前以来からの世界中のユダヤ・シオニスト=ナチスが引っくり返り、イスラエルもなくなるでしょう。EUもユーロも崩壊でしょう。

日本への影響は、既に嗅覚の鋭い野次馬さんが指摘している通りだと思います。下請けヤクザとチョンも交替でしょう。犬作の野垂れ死にを楽しみしている今日この頃です。日本にとっては、戦後これ以上のチャンスは無いと思いますよ。

と同時に、ブレジンスキーの新外交戦略が、チベット蜂起から既に始まっているようです。グルジアの件もそうでしょう。この大きな入れ替えに、おそらくもう少し時間が掛かるようです。

二階堂+ネットゲリラじゃないけど、ブッシュ1から数えると28年間に及ぶ“こいつら、初めらから売国侵略盗人一直線”でした。

PS
プロパガンダ発信地ハリウッドの有名役者さんたちの入れ替えも起こるのでしょうね?例えば、イメチェンの為の新大作の映画で、名も知れない役者が忽然と有名になったりとか。

この夏の超大作「崖っぷちのブッシュ」ですね、わかります。

>この夏の超大作「崖っぷちのブッシュ」ですね、わかります。

それを言うなら「崖の上のブッシュ」だよ
絶賛上映中だが純粋さが無いからポニョと宗助という切符を受けとめて彼岸に行くことは叶わんのだろうな
スローを使ったことが無い宮崎が、あそこで何故はじめてスローを取り入れたのかは、そういう意味があったわけだな

しかしまあ、宮崎駿は今起きてる世界経済崩壊を子供向けアニメに仕立て上げるんだから恐れ入る
いずれにせよ、害資は終わるんだからもういいよ

 アメリカはテロ組織のマネーロンダリング防止のため、世界中の金融機関の資金の流れを押さえているはずなので、考えてみれば、それらの資金を「凍結」することは可能だろう。しかもドル防衛のためならば、多少乱暴に凍結した資金を横取りすることもあるだろう。

 第一次イラク戦争時にも、日本は天文学的戦費をアメリカにゆすり取られてどこでどう使われたのかもはっきりしないわけだし。今回のサブプライム問題に関しても、とんでもない額の奉加帳がアメリカから回ってくる可能性がある。

 情けないが、日本はどんなに暴れてもお釈迦様の手のひらの上の孫悟空みたいなもん。アメリカの要求を断る術がない。

フフフならやってくれるよ。
売国渡辺切捨てをやってくれた。

>戦前以来からの世界中のユダヤ・シオニスト=ナチスがひっくり返り、イスラエルもなくなるでしょう。
なるほど!そう言う根拠でイスラエルが地図から消えると言われていたんですね。
ユダヤ・シオニスト=ナチス…花田編集長のように、「アウシュヴィッツでの大虐殺はなかった。」とまでは、言い切るつもりはありませんが…ナチスVSユダヤって構図、なんか怪しい…と、子供の頃から思っていた私には(勿論、『人でなし』のレッテルを貼られたくないばかりにずっと心の中にしまっていましたが…『アンネの日記』が、ど~にもこ~にも嘘臭く、読み終わっても全然心に響かなかったんですよ。それ以外にも、ドイツ=悪、ユダヤ=善良で可哀想な犠牲者(笑)って、映画を何度も公開してて、「なんだかなー…」って思っていたので)自分の勘が当たっていて嬉しいです!!
でも、>EUもユーロも崩壊でしょう。←これは、ホントに~(@_@)って、今はまだ信じ難いですが(笑)
ただ大事なのは、ブレンスキーをはじめとする勢力が、日本にとって『好ましい相手かどうか』だと思うので…だって支配者が代わるだけで、相変わらず金ヅルにされたら堪りませんもの。

アウシュビッツを南京に置き換えると良いんですね。わかります。
みんなユダヤの自作自演ですね。

アウシュビッツの近くの池だか沼に死体を捨てたらしいけど誰も浚ってないですww
なんか万人抗と同じですねw

アウシュビッツのガス室もどう考えてもそんな数を処理出来ない。
あれは、やはりソ連占領後にシベリア開発に送り込む中継地と考えた方が良いでしょうww
ポルポトみたいに証拠が出てこないww
ポルポトは中国の手引きですね。わかります。

結局、全部ユダヤの陰毛ですねw

>ユダヤ・シオニスト=ナチス
知っているでしょうが、ブッシュ・クライム(犯罪)・ファミリーは、ドイツ系のシオニストです。ブッシュ1は二重国籍で、ドイツ語ペラペラです。フルチンさんも書いていますが、欧米の特権階級は、血が濃すぎて馬鹿が量産されているようです。その典型が、ブッシュ2でしょう。で、どうやらブッシュ2は、ジョン・F・ケネディとバーバラ・ブッシュの間にできた子であるようですね。DNA鑑定やれば、一発で分かるでしょうね。

>EUもユーロも崩壊でしょう
数年後でしょうね。ユーロは今後6-8年間下げ続けるのは確かでしょう。先週、急上昇し始めた米ドルは、先に原油が大きく下げているので、その差は開くばかりですが、ユーロの場合、先に原油が下げ、それを追いかけるように下げましたので、ユーロは原油に対して高値圏で、立ち往生し続けるでしょう。つまり、米ドルは、対原油で有利になり続けますが、ユーロは対原油で常に高値で、経済が圧迫されるわけです。大したことのないように思えるでしょうが、これが三年殺しとか七年殺しとなるでしょう。そうなると、“カネが尽きれば命も尽きる”訳で、EUの優等生のドイツは馬鹿しくてやってられません。劣等生のポルトガルとかスペインは、息も絶え絶えとなるわけなのです。EU各国の格差は、複利計算的に広がり、不協和音どころじゃないでしょう。

>ドイツ=悪、ユダヤ=善良で可哀想な犠牲者(笑)って、映画を何度も公開してて、「なんだかなー…」って思っていたので)自分の勘が当たっていて嬉しいです!!

 実は今、ハリウッド映画の大転換期です。メリルリンチやモーガンスタンレーの映画関連投資屋が先月(7月)に白旗を揚げました。アイディアや脚本でローバジェットの映画を創る時代が来ます。投機屋がヨーロッパの金持ちから資金調達して(←免税制度の悪用)ハリウッド投資していたのが完全にデッド・エンド、投資向きの作品(リメイク・パート2~・日本アニメ原作)の60億超の製作費作品は確実に減ります。

 キムチ臭漂うスピード・レーサー(マッハGoGoGo)がドイツで撮影なんて時代は終了します。アメリカ英語を話すUK俳優もメガ超大作(製作費100億円クラス)で主役なんてコトは無くなります。今のハリウッドの主役は自己資金で映画を撮れるヤツラ、つまりディズニーの筆頭株主の『ピクサー』やマーヴェル・コミックスの映画部門『マーヴェル・スタジオ』の天下です。「WALL・E/ウォーリー」などライバル不在でオスカーを獲得しそうである。

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http://jp.youtube.com/watch?v=mC86heBo0d4&feature=related

【 WALL-E - FINAL Trailer TRUE-HD 】

 

経済学を勉強したために貧乏している俺が言う。
EUROはかなり脆弱な通貨だよ。
危機に陥った際に、ほとんど防御ができない通貨だ。

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