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グルジアが停戦文書に署名…仏など仲介、露の同意焦点

8月11日23時43分配信 読売新聞


 【モスクワ=瀬口利一】ロシアが軍事介入したグルジア・南オセチア自治州の情勢をめぐり、グルジアのサアカシビリ大統領は11日、欧州連合(EU)議長国フランスのクシュネル外相と、全欧安保協力機構(OSCE)議長国フィンランドのストゥブ外相が提示した戦闘を全面的に停止するための条件案に同意し、署名した。

 地元メディアが伝えた。文書には、グルジア軍が今回の進攻前の状態まで部隊を撤退させることなどが盛り込まれているとみられる。

 グルジア側は10日、軍を州都ツヒンバリなどから撤退させ、軍事行動停止を宣言しており、ロシアが同文書に同意するかが焦点。クシュネル外相らは11日夜、モスクワ入りし、露側に提示し、停戦を働きかける。

 南オセチア自治州内では、11日も散発的に戦闘が続いた。タス通信などによると、ロシア国防省当局者は同日、ロシア軍がグルジア領セナキで軍事作戦を進めていることを明らかにした。ロシアは紛争が飛び火したグルジア・アブハジア自治共和国にも同日、兵員9000人、装甲車両350両以上を派遣した。

最終更新:8月11日23時43分

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