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背景に露の譲れぬカフカス支配 グルジア問題 (1/2ページ)
【モスクワ支局】ロシア側がグルジア領内への空爆などへの攻撃を継続している背景には、親欧米派であるグルジアのサーカシビリ大統領を政権の座から追い落とす狙いがあることが明らかになってきた。対米関係の急速な冷え込みさえ辞さないロシアの強硬な姿勢からは、「カフカスの支配者」の地位は譲らない−というロシアの強い意志がうかがえる。
ロシアがグルジアの政権交代に関心を持っていることは、ラブロフ露外相がライス米国務長官とグルジア問題について電話会談した際、サーカシビリ大統領が「去らなければならない」指導者だと言及したことにも強くにじみ出ていた。
ラブロフ外相の発言に対し、グルジアの国連代表は、ロシア側の論理が「ソビエト(時代)のプロパガンダ」であり、独立派勢力を武力で封じ込めてきたチェチェン紛争と同様に、再び武力で押さえ込もうとしていると非難した。