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北京五輪:李大統領、太極旗の模様が逆さまに

写真=共同取材団

 李明博(イ・ミョンバク)大統領は8日から9日にかけ、北京五輪に参加した韓国選手団に熱のこもった声援を送った。しかし、この過程で図案がまったく逆の太極旗(韓国国旗)を振ったために論議を呼んだ。

 李大統領は9日午後、北京五輪センターで開かれた女子ハンドボールの韓国対ロシア戦の前半途中に入場し、太極旗を振って応援した。しかし、李大統領が振った太極旗の四方に描かれた「卦」の模様の上下が逆になっていた。大統領とともに応援した金潤玉(キム・ユンオク)夫人と柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官らが手にした太極旗は正常だった。

 放送や写真でこのシーンを見た人たちは大統領府(青瓦台)や大韓オリンピック委員会を非難した。大統領府は「現地の応援団が一緒に応援しようと現場で太極旗を差し出した上、現場の熱気で細かくチェックできなかった」と釈明した。

 聯合ニュースはいったん配信した問題の写真を削除し、太極旗の写真が見えない応援写真に差し替える措置を取った。

 これに先立ち、李大統領は在中韓国大使館で李衍沢(イ・ヨンテク)大韓体育会会長、金正幸(キム・ジョンヘン)選手団長、鄭夢準(チョン・モンジュン)大韓サッカー協会長、千信一(チョン・シンイル)大韓レスリング協会会長、鄭義宣(チョン・ウィソン)大韓アーチェリー協会会長らスポーツ界関係者と朝食懇談会を開いた。李大統領夫妻は引き続き五輪選手村を訪問し、「健康管理や食事支援など、コンディションの管理に万全を期してほしい」と選手団や関係者を激励した。

 一方、李大統領は金メダルを獲得した男子柔道の崔敏浩(チェ・ミンホ)、男子水泳の朴泰桓(パク・テファン)両選手に電話をかけ祝福した。射撃で銀メダルを取った秦鍾午(チン・ジョンオ)選手には祝電を送った。

ペ・ソンギュ記者

【ニュース特集】2008北京オリンピック

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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