主線の色はどんな色でも構いません。ちゃおままの場合は、真っ黒より若干柔らかな黒にしたくてRGB30を選んでいます。
また主線の色は後から変えようと思えば簡単に変える事が可能ですので、やり方は後日説明しますね^^
主線も下書きと同様、顔・髪・身体とレイヤーを分けて描いていきます。ただし顔レイヤーはペン入れレイヤーではなく通常レイヤーを使います。
個人差はあると思うのですが、ちゃおまま自身細かく線を入れる場合は通常レイヤーの方が描きやすいんですよね。
ペン入れレイヤーの方がいいと思われる方は、全てペン入れレイヤーを使って下さいね。
さて、ここでペン入れレイヤーの便利な機能について説明したいと思います。
ペン入れレイヤーには文字通りペン入れに適した機能がありまして、その機能を使うとCGに慣れていない方でも簡単に線を引くことが出来ます。
【制御点】線を描いたあと、これをクリックすると線上にいくつかのポイントが制御点で表示されます。それを動かすことで線画を自分の思うように変更できます。(下記参照)
【曲 線】曲線を描くときに使います。
【折 線】真っ直ぐな線を繋げて描きたいときに使います。
◆制御点の使い方
この制御点を使うと、線を描き終えたあとで線の移動や長さの調節が簡単に出来てとても便利です。
ちゃおままはあまり使わないのですが、線画を書き慣れない方は是非使ってみて下さい。
その使い方を簡単ですが、説明していきますね。見本は刹那の髪の毛で(笑)
少し見づらいですが、画面上に緑や黄色の点があります。その一つ一つが制御点で、その点をドラッグすると自分の好きな位置に動かすことが出来ます。今回は赤い線を上方向へ動かしてみます。
点をドラッグして上に引き上げると、線が引っ張られました。
また別の制御点をドラッグして引っ張ると、線画が上に引っ張られ上がってきました。
他の制御点もドラッグしながら引っ張ると、線画全体が最初の線画より上に移動しました。
ペン入れレイヤーはこのように便利な機能が色々ありますので、ご自身でも触って調べて見て下さいね。
下書きレイヤーをなぞって主線を描いたあとは、下のようなレイヤー構成になります。
上から顔レイヤー、髪レイヤー、身体レイヤー。
一番下が下書きレイヤーです。それを整理しましょう。
顔レイヤーを瞳とレイヤー名を付けました。
髪レイヤーと身体レイヤーを結合して一つのレイヤーにして主線とレイヤー名を付けました。
また色塗りの際に範囲指定をするため、主線レイヤーを【領域検出元に指定」をクリックしておきます。
指定されたレイヤーは薄緑に色が付きます。
下書きレイヤーを削除しました。
※レイヤー結合の仕方
メニューのレイヤー→下のレイヤーと結合