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独島:独島上空は韓国の領空=国際民間航空機関

 独島(日本名:竹島)上空はどの国の領域だろうか。民間航空の安全と発展のため設立された国際協力機関、「国際民間航空機関(ICAO)」はこれを韓国の領空と見なしている。独島を韓国が実効支配していることを示すもう一つの証拠だ。

 国土海洋部の航空安全本部が10日に発表したところによると、民間航空機が飛行する際、各国領空を識別できるようICAOが区分している飛行情報区域(Flight Information Region=FIR)で、独島は韓国領空に属することになっている。

 仁川飛行情報区域(Incheon FIR)と表示されているこの飛行情報区域は、ICAOが1963年5月に設定した。当時は大邱FIRと呼ばれていたが、2002年9月には仁川FIRに名称が変更された。日本は福岡飛行情報区域(Fukuoka FIR)、北朝鮮は平壌飛行情報区域(Pyongyang FIR)という名前で領空が表示される。

 FIRは該当国の政府や関連機関が責任を負い、あらゆる民間航空機や国の航空機が安全で効率的に運航できるよう、航空情報を提供し、航空交通管制を実施する区域だ。該当区域で航空機事故が起きれば、捜索・救助作業もその領域を管轄する国が責任を持って行う。

李衛裁(イ・ウィジェ)記者

【ニュース特集】独島問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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