2008年8月10日 21時2分更新
岡山市の寺院では、子どもたちが座禅を体験する催しが開かれました。
岡山市の曹源寺で開かれた座禅体験には、地元に住む小学3年生から6年生およそ80人が参加しました。
子どもたちは9日から寺に泊まり込み10日は朝6時に本堂に集まりました。
そして、僧りょといっしょにお経を読んだあと、座禅に挑戦しました。
ほとんどの子どもが座禅は初めてだということで、最初はうまく足が組めなかったり猫背になったりしてぎこちない様子でしたが、僧りょに姿勢を正してもらうと静かに目を閉じて気持を集中していました。
座禅の間に気持が乱れたときは僧りょに警策と呼ばれる板で肩を軽くたたかれ、子どもたちは手を合わせて頭を下げていました。
およそ10分間の座禅を終えた子どもたちは最後に寺でつくられた朝食を僧りょといっしょに食べ、朝のお勤めを締めくくっていました。