岡山放送局

2008年8月10日 21時2分更新

閑谷学校で孔子の教え学ぶ

国の特別史跡に指定されている備前市の閑谷学校で、古代中国の思想家、孔子の教えについて学ぶ催しが開かれました。

国の特別史跡に指定されている備前市の閑谷学校は江戸時代初期に建てられた学問所で主に、古代中国の思想家・孔子の教えを中心に庶民教育が行われていました。

「日曜論語」と名づけられたこの催しは孔子の教えについて一般の市民にも学んでもらおうと開かれたもので、10日は事前に申し込んだおよそ20人が国宝の講堂に集まりました。

ふだん小中学生などに孔子の言葉をまとめた「論語」を教えている立花尚さんが「論語」の一説を読み上げ、参加者たちがそれに続いて、大きな声で朗読していました。

「日曜論語」は、来年3月までにあと4回、開かれることになっています。