2008年 8月 10日
香川用水第3次取水制限 12日に先送り
早明浦ダムの貯水率低下を受け、11日から予定されていた香川用水への第3次取水制限が、1日先送りされることになりました。四国4県などで作る吉野川水系水利用連絡協議会は、貯水率が30パーセント程度になった時点で、香川用水への取水量を50パーセントカットする第3次取水制限に入ることにしています。8日早明浦ダムの上流では、9・9ミリの雨が降ったため、30パーセントを切るのは12日になる見込みで、協議会は、あす予定されていた香川用水の第3次取水制限入りを、12日午前9時に延期する事を決めました。10日午後5時現在の早明浦ダムの貯水率は、33.1%で平年を47ポイント余り下回っており、以前厳しい状況が続います。

植田ジャパンを地元応援団が観戦
16年ぶりにオリンピック出場を果たした男子バレーボールを応援しようと、チームを率いる植田辰哉監督の出身地東かがわ市では、地元の人たちが集まり、日本代表チームに声援を送りました。集まったのは、約200人の地元応援団です。会場の大画面で、イタリアとの試合を観戦しました。会場には、植田監督の両親、一広さんと尚代さんも訪れ声援を送りました。日本は、強豪イタリアの高い壁に苦戦を強いられ、1・2セットを連取されます。あとがなくなった植田ジャパンは第3セット、意地を見せます。石島のスパイクなどが決まり、このセットを奪い返します。何とか逆転したい日本ですが続く第4セットを落とし、セットカウント3対1で、イタリアに敗れました。

北京五輪・体操 沖口選手が出場
熱戦に沸く北京オリンピック。9日体操男子団体総合の予選が行われ地元・関西高校出身の沖口誠選手も2種目に出場しました。前回のアテネオリンピックの団体総合を制し連覇に挑む日本男子。地元、関西高校出身の沖口誠選手も初のオリンピックに出場しました。天性のバネが売りの沖口選手ですが今回は持病の首の痛みに絶えながらの演技となります。始めの床では自身も「出来が良かった」と話すように落ち着いた演技で15.275をマークします。今回は2種目の限定起用となった沖口選手は続く得意種目の跳馬で15・750。16点台が多く出る中、記録が伸びませんでした。予選では中国に次いで2位につけた日本。決勝での巻き返しに期待がかかります。

JFL第7節三菱水島FC対FC琉球
JFL後期第7節の三菱水島FCとFC琉球の試合が10日桃太郎スタジアムで行なわれました。勝ち点を奪い、最下位脱出を図りたい三菱ですが、前半、琉球にボールを支配され防戦一方の苦しい展開をしいられます。何とかディフェンス陣が踏ん張っていた三菱。しかし31分にはゴール前の混戦で琉球の30番デュドに押し込まれ先制を許してしまいます。悪いムードを払拭したい三菱は、前半37分、混戦からボールを奪うと36番の奥山が一人で持ち込み落ち着いてシュート。1対1の同点に追いついて前半を終えます。「守りから反撃に転じる一つの攻撃の形が出来つつある」と語る三菱・熊代監督。後半も得点は奪えませんでしたが良い攻撃の形を作り、1対1の同点で試合終了。勝ち点1を獲得しました。

警察官・自衛官採用試験合同説明会
警察官や自衛官を目指す若者を対象にした就職説明会が10日、岡山市で開かれました。この説明会は、警察と自衛隊が、去年から合同で開いているもので、警察官や自衛官を目指す若者約20人が参加しました。初めに、警察と自衛隊それぞれの担当者から業務内容や福利厚生などの説明が行われました。その後、働き始めてから2、3年の現役職員が細かな仕事の内容や心構え、やりがいなどについて話しました。年齢の近い先輩の話だけに、参加者は真剣な表情で聞いていました。警察、自衛隊ともに採用試験は来月から順次、始まりますが、団塊世代の大量退職が進んでいることに加え志望者は年々減少傾向にあり、優秀な人材の確保が大きな課題となっています。

白桃の日
今月8日、9日、10日は語呂合わせで「白桃の日」です。岡山市では、白桃をPRするイベントが行われました。このイベントは白桃の販売促進を目的に岡山県などが毎年行っているものです。午前10時半から行われた白桃の無料プレゼントでは、イベント開始前から大勢の人が長い列を作り、用意された200個の白桃がわずか5分で無くなる人気ぶりでした。そのほか、会場ではマスカット、ピオーネなど岡山県特産の果物を市価の約3割引きで販売するコーナーも設けられていて、こちらも大勢の人で賑わっていました。